本拠地開幕セレモニーでトラウト(右)と談笑する大谷

● ロイヤルズ 2 - 5 エンゼルス ○

<現地時間6月18日 カウフマン・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手が18日(日本時間19日)、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で出場。第3打席でア・リーグ本塁打ランキングトップを独走する24号を放った。

 初回の第1打席は二ゴロ、3回の第2打席は空三振に倒れた大谷。1点ビハインドで迎えた5回の第3打席は無死二塁で、通算224勝を誇るロイヤルズ先発のグリンキーが投じたカーブをフルスイングし、打球は右中間スタンドへ一直線に飛び込む24号2ランとなった。打球速度は、今季最速の117.1マイル(188.4キロ)、飛距離128.6メートル、角度22度の弾丸ライナー弾。これで15試合連続安打とし、24号はア・リーグ1位を独走すると同時に、58打点とした大谷は、エンゼルス試合終了時点でリーグ単独トップに立った。

 また、次打者の3番・トラウトが二者連続となる、左中間スタンドへ飛び込む豪快な15号ソロを放ち、今季6度目の“トラウタニ弾”となった。

 5回に勝ち越しに成功したエンゼルスは、9回にも1点を奪い計5得点。投手陣では、先発のアンダーソンが6回途中94球、6安打2失点と先発の役割を全うしマウンドを後にすると、その後はハイメ・バリア、カルロス・エステベスと継投を見せ逃げ切り勝利。アンダーソンは4勝目(1敗)をマークし、カルロス・エステベスは19セーブ目となった。

 この日の大谷は4打数1安打2打点の打撃内容。打率は.300となり、直近7試合で6本塁打と絶好調を維持している。