嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。このたび、於愛の方役の広瀬アリスがコメントを寄せた。

於愛の方役の広瀬アリス

大河ドラマ初出演となる広瀬が演じるのは、激動期の家康を支えた於愛の方。読書好きで極度の近眼。そのユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える。ガマンが続いていた家康の心に明かりを灯す、愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人だ。

■大河ドラマ初出演にあたって

俳優をはじめて 10年以上経ちますが、大河ドラマには漠然とした憧れを持っていました。いつか出られたら・・・と思っていたので、今回お話をいただけた時は純粋にうれしかったです。ハーフと間違えられることもあるので顔的に時代劇は難しいのかなとも思っていましたが、周りの皆さんはっきりしたお顔の方も多いので、いざ現場に行ってみると “私も違和感なさそうだな”とほっとしました(笑)
クランクインして間もない頃は、まだ自分の中で役を探っていましたし、現場の空気ができあがった中に途中参加する状況だったので初めは緊張していました。そんな中、撮影序盤のある日、松本潤さんが私を気遣って本読みに付き合って下さり、迷う部分を一緒に考え、私の芝居を受けて「そのままでいいよ」と言って下さって。安心して現場に入ることが出来たなと思います。

■古沢良太氏が描く於愛の方について

いるだけでその場がぱっと明るくなるような女性だなというのが第一印象でした。物語的には家康にとって苦しいシーンも続きますが、於愛が出てくる場面はくすっと笑えるコミカルさもあり、とにかく明るくて豪快で、家康の苦しい心にすっと光を照らすような感じがして。視聴者の皆さんにも、シリアスなシーンの合間に、於愛の場面でほっこりしていただけたらいいなと思っています。

(C)NHK