CT Spirits Japanは、シングルモルトウィスキー「グレングラント」の注目の新作「グレングラント21年」を、6月13日より発売する。

1961年に15歳で樽職人見習いとして蒸留所でのキャリアをスタートさせた、3代続くウイスキー職人のデニス・マルコム氏。現在はマスターディスティラーとして、スコットランドで最長の経歴を誇るディスティラーの一人。「グレングラント21年」は、氏のキャリアの中で、究極のクオリティを追求した結晶となったという。

「グレングラント21年」は、アルボラリス、10年、12年、15年、18年という「グレングラント」のラインナップの中で、よりプレミアムな商品となる。最高級のオロロソシェリー樽とバーボン樽の2つのタイプの原酒が用いられ、蒸留所で最も伝統のある石造りの倉庫、4番倉庫でさらに熟成を重ねした。それぞれのカスクはマルコム氏本人の目利きによって選定され、スモールバッチでの生産となる。

ボトリングの際に冷却ろ過を行わない、ノンチルフィルタード製法を用いることで、香味成分を取り除かないため、味わいが原酒のように深い仕上がりとなっている。アルコール度数は46%で、グレングラントの中でも特に際立つ複雑さを備えている。

テイスティングノートによると、香りは「完熟した甘い桃、トフィーとレーズン」、味は「ソフトな口当たりから一気に拡がるリッチなトロピカルフルーツとクリーミーなバターの風味」、余韻は「いつまでも続くキャラメリゼされたクリームブリュレ」。希望小売価格は40,000円(税抜)。2023年度は数量限定販売となる。