女優の広瀬すずが6日、都内で行われた映画『水は海に向かって流れる』(9日公開)の公開直前イベントに登場。実姉で女優の広瀬アリスから受けた影響について語った。

  • 『水は海に向かって流れる』公開直前イベントに出席した広瀬すず

同作は田島列島氏による同名漫画の実写化作。高校への通学のため、叔父の家に居候することになった高校1年生の直達(大西利空)は、親に黙って脱サラしたマンガ家である叔父(高良健吾)、女装の占い師(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授(生瀬勝久)、そしてどこか冷めていて笑わない26歳のOL榊さん(広瀬)と、曲者揃いの人物とシェアハウスで暮らすことになる。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する榊と自分との間には思いも寄らぬ因縁があることを知る。

今回のイベントには主演の広瀬のほか、大西も参加。出会いをきっかけに詰まっていた感情が水のように流れていくという意味が込められている同作のタイトルにちなみ、「これまでに出会って影響を受けた人」をテーマにトークが展開。

「(影響を)受けたな~というエピソードはそこまでないんですけど……」と切り出した広瀬は、姉・広瀬アリスの名前を挙げる。「なんだかんだ姉のあとを追ってきているなと。ずっとやっていたバスケも、姉がやっていたチームに勝手に入れられたんですけど(笑)、結果8年続いて」と幼少期を回顧。さらに、「このお仕事もそうですし、最初ですぐやめるだろうと思っていたんですけど続けているので、同じ道に導いてもらってる」と今でも大きな存在のようで、「本人はそうは思ってないかもですけど、姉の進んだ道をちょこちょこ後ろを付いて行ってる」と姉・アリスへの感謝を口にしていた。