アイコニックな赤い蝋のボトルトップでおなじみのバーボンウイスキー、「メーカーズマーク」。その味わいと世界観を存分に体験できるイベントが、6月18日まで東京ミッドタウンで開催されています。

  • 東京ミッドタウンで開催中のポップアップ「Craft Whisky Park By Maker’s Mark」

アメリカ・ケンタッキー州の蒸留所で、職人によって手作りされているメーカーズマーク。昔ながらのバーボンがライ麦ベースの苦みの強い味わいなのに対し、メーカーズマークの創始者ビル・サミュエルズ・シニアが目指したのは、「誰が飲んでも美味しいバーボン」でした。理想のバーボンの味を求めていたビルは、パンを焼く経験を通じて、原料にライ麦の代わりに冬小麦を使うことを思いつき、まろやかでやさしくふっくら甘みを持ったバーボンの味わいを実現した……というのが、メーカーズマークの超簡単な誕生ヒストリー。

ちなみにブランド名の「メーカーズマーク」は、ビルの妻マージ―による命名で、作家が妥協のない作品に印を残すように、バーボンにも職人が印を付けるという意味を込めて、“職人の刻印”=メーカーズマークと名づけたのだそう。「大切な手紙に蝋で封をするように、バーボンのボトルにも思いを込めて蝋で封をする」という、ブランドアイコンの“赤い封ろう”のアイディアを思いついたのも彼女。マージ―は今でいうPRの天才だったんですね。

職人気質の夫ビルと、類まれな広報担当の妻マージ―。2人が始めた蒸留所では、このバーボンが世界的な人気と知名度を誇るようになった今もなお、1953年頃に確立された基本のスタイルを受け継いで、1本1本丁寧に手作りされています。

そんなメーカーズマークの味わいと“クラフトの魅力”が体験できるのが、今回のイベント。バーコーナーには「メーカーズ クラフトハイボール(600円)」をはじめ、初夏のフルーツを使用した「オールド・ファッションド ハイボール(700円)」、「ミントジュレップ ハイボール(700円)」などのオリジナルハイボールを5種類ラインナップ。ドリンクを注文すると、オリジナルのクラフト銅タンブラーが持ち帰れるといううれしい特典も。

さらに、「ソーセージ&チョリソー盛り合わせ(600円)」や「トマトとモッツアレラのカプレーゼ(500円)」など、メーカーズマークと相性バッチリのフードメニューもあるので、ついつい長居をしてしまいそう。

また会場内では、“世界に1本だけの「メーカーズマーク」クラフト体験”と題したワークショップも実施。ブランドセミナーに加えて、ブランドの象徴である赤い封ろうを実際にディッピングできるとあって、ファンにはたまらない体験に。こちらは1時間に1回、各回上限10名で参加が可能(土日限定・参加料1,000円)。さらに期間中は、メーカーズマークのラベルに名前や手書きメッセージが入れられる“オリジナルラベルづくりワークショップ”も実施しており、こちらは無料で体験できます。

緑豊かな蒸溜所を感じさせる空間で、メーカーズマークの魅力を存分に味わえる「Craft Whisky Park By Maker’s Mark」は、6月18日まで東京ミッドタウンで開催中です。

■information
「Craft Whisky Park By Maker’s Mark」
会場:東京ミッドタウン アトリウム
期間:6月18日まで
時間:平日15:00~21:00/土日11:00~21:00 ※6月5日のみ17時オープン