LIXILは5月30日、家庭の飲み水に関する調査の結果を発表した。調査は5月、小学生以下の子どもがいる全国の20代〜50代男女500人を対象に行われた。
まず、自宅で水を飲む頻度について聞いたところ、「毎日欠かさず飲む」が51.2%、「ほとんど毎日飲む」が21.4%となり、合わせて72.6%がほぼ毎日水を飲んでいるという結果となった。
一方で、約3割の子育て家庭では毎日水を飲む習慣が無い事も分かった。また、親の飲み水習慣別での水嫌いな子どもの割合を見てみると、水を毎日欠かさず飲む親の子どもが3.1%だったのに対し、普段水をほとんど飲まない親の子どもは19.6%と、6倍以上もの差が生じる結果となっている。
家庭で飲んでいる水の種類について尋ねたところ、水道水(25.0%)と市販のペットボトル水(22.9%)が、全体の約半数を占めた。浄水型ウォーターサーバーや浄水器を設置するなど、自宅に「浄水」を用意している子育て家庭は、4割以上にのぼる事も明らかとなっている。
どのような水を飲むべきか、家庭での飲み水について検討したことがある人のうち、46.6%が妊娠中から子どもが3歳までの乳児期に飲み水の検討時期を迎えている事も分かった。
普段、市販のペットボトル水を飲む人の約8割は、定期的または不定期でペットボトル水を「箱買い」しており、そのうちスーパーなどで購入している家庭は6割以上であった。
また、市販のペットボトル水やウォーターサーバーのボトル水を飲む家庭では、2Lペットボトル4本〜6本分の水がストックされていることが最も多く、半数以上の家庭でおよそ8L以上の水が自宅にストックされていることも分かった。
小学生の約4人に1人は水筒(マイボトル)に入ったペットボトル水を飲んでいることも明らかとなっている。