アイドルグループ・Sexy Zoneの松島聡が、日本テレビのドラマ『紅さすライフ』(7月スタート、毎週月曜24:59~)に出演する。

  • (左から)井桁弘恵、松島聡、大西流星=日本テレビ提供

松島が演じるのは、大手化粧品会社「ペガサス化粧品」社長の長男・北條一馬。幼い頃から「ペガサス化粧品」の次期社長になるべく育てられてきた御曹司で、“メイク男子”の大学生・北條雅人(大西流星)とは異母兄弟にあたる。

弟の雅人のことを誰よりも大切に思い、何かにつけて行動を共にする一馬だが、“すっぴん女子”のヒロイン・皆本頼子(井桁弘恵)をめぐって、まさかの恋のライバルに…。

松島のコメントは、以下の通り。

――このドラマへの出演が決まった時の感想を教えてください。

本当に嬉しかったです!僕は姉がいるんですけど、私生活ではずっと末っ子として育ってきたので、新鮮な気持ちもあります。今回初めての“兄役”なので、しっかりとお芝居ができたらと思っています。

――実際に脚本を読んでみて、いかがでしたか。

“メンズコスメ”や“起業”という題材と、“ラブコメ”が融合されたストーリーが、「今の時代にぴったりだな!」という印象でした。美意識の高い男性や、コスメに興味を持たれている方たちにも新たな発見があるドラマだと思いましたし、一馬という役を通じて、脚本に描かれている世界観をきちんとお届けできたらいいなと思いました。あとは、見ていてドキドキするような展開があるので、ところどころ「心が落ち着かない…!」というか(笑)。それぐらいワクワクするような場面もありつつ、温かみも併せ持った作品だなと思いました。

――今回演じられる北條一馬はどのようなキャラクターだと思われますか。

一馬は、真っ直ぐで裏表がない、心優しく素直なキャラクターなので、あまりフィルターをかけなくても自然と演じられるかなと思いました。父親と折り合いの悪い雅人に対しても、唯一家族らしく愛を持って接するキャラクターでもあるので、雅人が普段外では見せないような顔を、兄として引き出していけたらいいなと思いました。

――北條一馬というキャラクターと、松島さんご自身との共通点はありますか。

んーなんでしょう…?一馬、仕事はできますからね!ただ、恋愛面では不器用じゃないですか。そういう不器用なところとか、人間味のある感じとかかな。僕もSexy Zoneとして活動していると、周りの方から「器用だね」と言っていただくこともあるんですけど、不器用なところがあって。そこが「人間らしくていいね」と言われたりもするので、一馬の“完璧じゃないところ”が似てるのかな?って思いました。なんか…自分で言うのも恥ずかしいですね(笑)。

――今回の役を演じられる上で、役作りとしてどういったことをされましたか?

ドラマの中で、大西(流星)くん演じる弟の雅人と、一緒に餃子を作りながら会話するシーンが何度か出てくるんですが…僕自身、餃子を自分で作ったことがなかったので、家で一人で作りました(笑)。一馬は餃子を作り慣れているという設定なんですけど、いざ自分でやってみると、本当に難しくて!(笑)なんとか撮影当日までには、上手くなれたらいいなと思ってます。ちなみに餃子作りを練習したことを大西くんに連絡したら、「何で誘ってくれなかったの?」とすごく寂しがってたので(笑)、次は大西くんと一緒に練習したいですね。

――松島さんご自身は、スキンケアやメイクなど、美容に対するこだわりはございますか?

自分で言うのもなんなんですけど、僕もどちらかというと美意識は高い方だと思っていて…。朝晩のスキンケアのルーティンもちゃんとあります!あと昔から、プライベートでメイクもしていましたし。仕事前にメイクをすることで、スイッチが入る感覚があるんですよね。今も仕事に行く時に、その現場に合ったリップを持参したりもするので、脚本に描かれている世界観にも共感できました。この作品を通して、美意識ももっと高くなっていくんだろうなって思ってます(笑)。

――これからの撮影に向けて、楽しみにされていることはありますか?

先日大西くんと井桁(弘恵)さんと初めてちゃんとお話させていただいたんですけど、3人でいる時の空気感がすごく自然だったんですよね。2人とも、それぞれのキャラクターのイメージに合った雰囲気を感じたので、ますます撮影が楽しみになりました。年齢も近いので、和気あいあいとお話しをしながらやっていけたらいいなと思います。

――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

この作品は、性別や年齢の壁も越えて、色んな方たちの心に響くようなドラマだと思います。“メンズコスメ”、“起業”、そして“ラブコメ”というジャンルを通して、皆さんに愛ある作品をお届けできたらいいなと思っております。北條一馬という役を通じて、作品をより一層盛り上げていけるように頑張りますので、ぜひご覧ください!

(C)NTV・J Storm