アニメ「ガールズバンドクライ」キービジュアル

東映アニメーションによる完全新作オリジナルアニメ「ガールズバンドクライ」のキービジュアル、メインキャスト情報、スタッフ、ミュージックビデオが一斉解禁された。

「ガールズバンドクライ」の主人公は、中退して単身東京で働きながら大学を目指すことになった井芹仁菜(いせりにな)。彼女が降り立った郊外の駅前で歌う河原木桃香(かわらぎももか)と出会い、音楽の持つ力に触れ、本心を隠しながら生きる安和すばる(あわすばる)、両親に捨てられた海老塚智(えびづかとも)、天涯孤独の少女・ルパとともにガールズバンド・トゲナシトゲアリを結成するところから物語が動き出す。キービジュアルでは、メンバー5人のバンド活動とその裏にある日常を切り抜くことで、各々の二面性を表現。仲間や家族に裏切られながらも、自分の居場所を見つけようと必死にもがく5人の叫びが聞こえてくるようなビジュアルに仕上げられている。

今回メインキャストとして発表されたのは、agehasprings主催、ユニバーサルミュージック、東映アニメーション協力で行われたオーディション「Girl’s Rock Audition」で選出されたトゲナシトゲアリのメンバー5人。ボーカル・仁菜役を理名、ギター・桃香役を夕莉、ドラム・すばる役を美怜、キーボード・智役を凪都、ベース・ルパ役を朱李が演じる。また監督は酒井和男が務め、キャラクターデザインは手島nari、CGディレクターは近藤真理、鄭載薫が担当。音楽を玉井健二(agehasprings)が手がける。

公開されたミュージックビデオは、トゲナシトゲアリが歌う楽曲「名もなき何もかも」と「偽りの理」。「名もなき何もかも」では仁菜が作品の舞台である神奈川・川崎市を駆け抜け、感情を剥き出しにしながら歌声を披露するさまが収められた。一方「偽りの理」は、楽曲の世界観にフィーチャー。イラストはsakiyama、映像はMONO-Devoidが担当し、アニメの本編から離れた自由な発想によって制作された。ミュージックビデオの公開と併せ、本日5月29日に各種音楽配信サービスで「名もなき何もかも」「偽りの理」の配信がスタートした。

さらに「ガールズバンドクライ」の第1弾CDが、7月26日に発売決定。「名もなき何もかも」のミュージックビデオのロングバージョン、「偽りの理」のミュージックビデオに加え、ドラマパートとして「アゲていきましょう!これが私たち!」「それはみんなの夢だから」「夏!最恐の怖い話!」の3話分が収録される。加えて6月26日、7月24日には新たなミュージックビデオを公開。8月30日に同ミュージックビデオの楽曲を収めた第2弾CDをリリースする。

アニメ「ガールズバンドクライ」

スタッフ

原作・企画・製作:東映アニメーション
監督:酒井和男
キャラクターデザイン:手島nari
CGディレクター:近藤まり、鄭載薫
音楽:玉井健二(agehasprings)

キャスト

井芹仁菜:理名
河原木桃香:夕莉
安和すばる:美怜
海老塚智:凪都
ルパ:朱李

(c)東映アニメーション