女優の小芝風花が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『波よ聞いてくれ』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第6話がきょう26日に放送される。

  • 『波よ聞いてくれ』第6話より=テレビ朝日提供

アニメ化もされた沙村広明氏の同名コミックを実写化する同作は、小芝風花演じるスープカレー店のアルバイト店員・鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金を騙し取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描くラジオ×テレビのメディアミックスエンターテインメントドラマ。

第6話では、MRS(円山ラジオ)で番組を持つカップルインフルエンサー(カルマ&花音)がラジオで暴言を吐いて大炎上する事態が発生。この騒動に巻き込まれたミナレは「炎上防止・対策講習」を受けるハメになるのだが、そこに因縁の仲である人気ラジオパーソナリティー・茅代まどか(平野綾)も登場し、再び激しい口撃バトルが勃発することに。今回はこれまで以上に激しいマシンガントークバトルが繰り広げられ、そのセリフ量はワンシチュエーションで台本16ページ分。小芝と平野が全身全霊で挑む芝居合戦に注目だ。

さらに、これまで幾度となく麻藤兼嗣(北村一輝)から「シセル光明」という芸人の知り合いではないかと聞かれていたミナレだったが、先週放送の第5話で偶然「シセル光明」の写真を目にし、自分そっくりだと知ってから様子が変わっていく。麻藤はミナレの並外れた“しゃべり”を評価してラジオ業界に引き込んだのかと思っていたが、別の思いを抱いていた? 麻藤にとって自分は何なのか? モヤモヤを抱えるミナレの前に、黒谷友香演じる麻藤の元妻・大祝香が現れる。香はMRSの編成部長で麻藤の上司。「炎上防止・対策講習」を開くよう指示したのも香で、麻藤も同席したその講習の中ではなぜか麻藤の過去が明かされることに。

しかし麻藤の「炎上商法に乗っからせてもらおうや」と、炎上中のカップルインフルエンサーをミナレの番組にゲストに招いて謝罪放送をすると言い出す。放送前からSNSで大荒れコメントが殺到する中、麻藤にまたしても押し切られたミナレは、カップルインフルエンサーの2人に容赦なしの一刀両断。深夜ラジオで大暴れする。