マッチングアプリ『Omiai』を手掛けるOmiaiは、「マッチングアプリ婚の世界事情」の国内傾向についての調査結果を5月19日に発表した。

  • 国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測

「国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測」をみると、2026年には市場規模が1,657億円に拡大するという予測があるように、国内市場は右肩上がりで成長を続けているという。

  • 結婚相手と出会うきっかけになった手段 ※1月11日~16日、全国の20~39歳の男女6877名を対象にウェブにて調査

「結婚相手と出会うきっかけになった手段」について尋ねたところ、「マッチングアプリ」と回答した男性は11.7%、女性が12.7%との結果に。

また、同社が以前実施した「マッチングアプリを始めたときに結婚を意識していたか」という調査では、男性75.9%、女性76.8%が「結婚を意識していた/やや結婚を意識していた」と回答。出会う前から多くの人が結婚を意識していたと言い、真剣な出会いを求めてマッチングアプリを利用する人が増えている事実も明らかになっている。

  • 日本のマッチングアプリ年表

日本のマッチングアプリの歴史をみると、「Omiai」を起源に、「Pairs」や「with」を含む条件検索型マッチングから始まり、検索よりも直感で選びたいという需要に応える形でスワイプ型の「タップル」が生まれた。

その後も、「Dine」「バチェラーデート」といった、効率重視型のマッチングアプリや、ハイスペ男女に特化した「東カレデート」、再婚市場をターゲットにした「marrish」などが次々と登場。デート・恋活・婚活といった目的によって細分化され、各カテゴリーの中でも新たな機能やサービスによる差別化が進んでいるという。