松竹は5月27日より、東京・丸の内ビルディングにて三菱地所が主催する「初めてでも楽しめる! 歌舞伎動物展示&体験イベント」を製作する。

歌舞伎に登場する様々な動物たちをテーマに、展示やレクチャー、ワークショップ、歌舞伎舞踊を、丸ビル7階丸ビルホールと1階マルキューブを会場に、歌舞伎に身近に触れられる特別プログラムとして開催。

丸ビルホールでは、5月28日、29日の2日間、歌舞伎俳優の中村莟玉を中心とした高砂屋一門の若手俳優らにより「歌舞伎体験イベント~丸ビルde歌舞伎~」を上演する。歌舞伎が初めての人向けに、歌舞伎のエッセンスを凝縮した約90分の特別プログラムで、前半は、江戸時代から現代までの歌舞伎の歩みを辿るレクチャー、歌舞伎俳優が女性の役を演じる「女方」ができるまでの化粧、衣裳、かつらをつけるまでの支度の様子や、女方特有の所作などを実演。後半は、今年の干支「うさぎ」にちなみ、中村莟玉による歌舞伎舞踊『玉兎』を披露する。

またホールホワイエでは、歌舞伎の舞台に登場する様々な動物たち(小道具)を展示。普段は歌舞伎の舞台で活躍する動物たちと記念写真が撮れるほか、実際に手に取ることができる小道具も展示。こちらは無料体験ゾーン。