嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で武田信玄を演じた阿部寛がコメントを寄せた。

  • 武田信玄役の阿部寛と勝頼役の眞栄田郷敦

21日放送された第19回「お手付きしてどうする!」で、息子・勝頼にすべてを託し、息を引き取った信玄(阿部)。

冒頭の信濃の山道のラストシーンについて、阿部は「道半ばにして倒れますが、やれるところまでやり切った圧倒的な生き様を、気負うことなく表現したいと思い、やらせていただきました」と振り返る。

息子・勝頼役の眞栄田郷敦とは今回が初共演となったが、「彼はすごく気持ちの良い人です。お父さんともお仕事でご一緒したことがあるので、そういう意味でも今回父親役ができることはうれしく思っていました」と喜ぶ阿部。

「勝頼は信玄亡き後も、その遺志を継いでいくわけですが、それが彼の芝居からもにじみ出ていましたし、セリフのキレも良いです。それはお芝居というよりも、眞栄田さん自身が持っている本質的なものだと思います。まっすぐで潔く、武田の精神が乗り移っているかのような方だなと思いました」と感想を述べた。

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