女優デビューから4年の歳月が流れた。普段の生活のなかでも、どこかで演じるという仕事を意識するようになっているという。

「純粋に作品を観ることができないですね(笑)。どうしても、自分だったらどうやって演じるかな……とか、この人はこうやって役を捉えているんだ……みたいな視点になってしまうんです。あとは日常生活で結構人をじっくりと見てしまうようになりました。『あー人ってこういう風に怒るんだ』とか『こんな笑い方するんだ』みたいな。それをモチーフに役作りをするわけではないのですが、人の感情というものには敏感になっている気がします」

デビュー直後「将来の夢は朝ドラのヒロイン」と語っていた茅島。作品を重ねていくことで、夢は現実に近づいているという実感はあるのだろうか。

「いまでもいつか朝ドラのヒロインになれたら……という夢は変わっていません。だからこそ、いただいた作品に真剣に向き合う気持ちをしっかり持って日々精進しています。最近、いただく役柄の幅も少しずつ広がってきているという実感があるので、まだまだ夢への道のりは長いですが、最初に比べると少しずつは前に進めているのかなという思いはあります」

誰にも弱みを見せない強さを持ちつつ、脆さも内在している茅島演じる留奈。そんな二面性を、原作をリスペクトしつつ、茅島自身が現場で感じた思いをしっかりキャラクターに込めて演じている本作。「ワンシーン、ワンシーン、丁寧に魂を込めてみんなで作り上げた、とっても素敵な作品になっています」と自信をのぞかせていた。

■茅島みずき
2004年7月6日生まれ、長崎県出身。2017年に「アミューズ 全県全員面接オーディション 2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリを獲得し、芸能界入りを果たす。2019年、ポカリスエットのCMに抜てきされ、同年、ドラマ『恋の病と野郎組』(日本テレビ)でヒロインを務め女優デビュー。2020年、『青くて痛くて脆い』で映画初出演。2021年には、『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』のジュリエット役で初舞台を踏んだ。2022年2月、『卒業式に、神谷詩子がいない』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演。映画『スパイスより愛を込めて。』が6月2日公開、『交換ウソ日記』が7月7日公開。『Seventeen』専属モデルとしても活躍中。

ヘアメイク:SAKURA(makiura office) スタイリスト:井阪恵 衣装:ワンピース/エストネーション イヤリング、イヤカフ/ジュエッテ