JR東日本盛岡支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは15日、青森県内の酒造4社により発足した「AQE」と連携し、津軽線青森~蟹田間でHB-E300系「リゾートあすなろ」編成(2両編成)を使用した「あおもり地酒AQE号」を7月8日に運行すると発表した。

  • 「あおもり地酒AQE号」イメージ (JR東日本青森支店提供)

「AQE」(Aomori Quattro Esperanza)は、青森県内の地酒を盛り上げようと発足した「西田酒造店」(田酒)、「三浦酒造」(豊盃)、「八戸酒造」(八仙)、「鳩正宗」(鳩正宗)の4酒造が結成したチーム。「あおもり地酒AQE号」は旅行商品限定の団体臨時列車として運行され、2022年11月の第1弾が好評だったことから、第2弾の運行が決まった。

運行当日の7月8日、往路は青森駅14時15分頃発・蟹田駅15時0分頃着、復路は蟹田駅16時5分頃発・青森駅17時0分頃着で運行。「リゾートあすなろ」の大きな窓から津軽線の車窓風景を眺めつつ、4酒造の杜氏が勧める夏酒と青森県産の食材を使った酒の肴を楽しめる。4本の夏酒の瓶(各300ml)に乗車記念限定ラベルが施され、「AQE」ロゴ入り生酒グラスとともに配布。折返し駅となる蟹田駅前では、4酒造による試飲販売会や「酒の肴」試食販売が行われる。

「あおもり地酒AQE号」に乗車できる旅行商品は、JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて5月17日10時から販売開始(インターネット限定販売)。青森駅発着プランは1万6,000円、東京駅発着1泊2日プランは5万5,000~5万7,000円となる。