• 末っ子役の川口ゆりなを交えた3ショット

――理想の男性像も教えてください。

日奈:それぞれ自分の中に正しい優しさがあると思いますが、優しさのベクトルが同じ人がいいなと思っています。

――優しさのベクトルが同じとは?

日奈:例えば、「大丈夫?」って聞かないことが優しさだと考える人もいると思いますが、私は無関心なのかなと心配になってしまうのでちゃんと聞いてもらえるとうれしいです。あと、雨が降っていてもマイナスにとらえず、何でも楽しめる人がいいです。私は雨だったら長靴を履いてルンルンで外に出て水たまりにパシャパシャ入りたい人なので(笑)、雨でも楽しく過ごそうと思える人がいいなと思います。

柚子:私は誠実で考え方が柔軟な人が好きです。自分が頭が固いほうだと思っているので、自分は思ってもないようなことを言ったり、考えの転換ができたりする人は、一緒にいたら自分の世界が広がる感じがしていて理想です。あとはトラブルに前向きに対処できる人がいいです。

――最後にドラマの魅力をアピールお願いします。

柚子:様々なあざとさを持った人々が出てくるので、「こんな人いるな~」や「そんな技があるのか~!」など、いろいろな見方で楽しんでいただけると思います。実際の樋口家では次女の私が長女役、三女の妹が次女役と、本来の姉妹構成からは1つ繰り上がっているので、そこにも注目していただけたらうれしいです。

日奈:ストーリーの中に共感できるポイントが必ずあると思うので、自分や周りと重ねながら楽しんでいただきたいです。そして、私達のリアル姉妹感もぜひ注目していただきたいです!

■樋口日奈(ひぐち・ひな)
1998年1月31日生まれ、東京都出身。2011年乃木坂46の1期生オーディションに合格し、デビュー。2022年10月末にグループを卒業した。女優としてはドラマ『焼肉プロレス』(19年/テレビ大阪)、『教場II』(21年/フジテレビ)、『今野敏サスペンス 暁鐘 警視庁強行犯係 樋口顕』(22年/テレビ東京)、『何かおかしい』(22年/テレビ東京)、『かりあげクン』(23年/BS松竹東急)、現在放送中の『往生際の意味を知れ!』(MBS)などに出演。
■樋口柚子(ひぐち・ゆず)
1996年6月8日生まれ、東京都出身。2011年に映画『愛のしるし』で女優デビュー。そのほか、映画『絶叫学級』(13年)、『あさひなぐ』(17年)、ドラマ『近キョリ恋愛~Season Zero~』(14年/日本テレビ)、『咲-Saki-』(16年/MBS)、『漆をめぐる物語』(22年/テレビ岩手)などに出演。テレビCMにも多数出演している。

(C)AbemaTV,Inc.