お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃん(山崎静代)が3日、東京・銀座三越にてこの日から開催される自身初となる単独個展「しずちゃんの、創造と破壊 展」のプレスプレビューに出席。昨年12月に結婚を発表したしずちゃんは「幸せです」と笑顔を見せると「今回新作が4作品あるのですが、いままで描いていたものより明るい絵になっているような気がします」と変化を述べていた。

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本個展は、女優、ボクシング、お笑い芸人など多彩な才能を発揮するしずちゃんが、絵を描きはじめたころの作品から、絵本の原画シリーズ、未発表の最新作まで、約100点が展覧される。

初となる個展が、銀座三越で開催されることに「ずっとやってみたいとは思っていたのですが、まさかこんな素敵な場所でやらせていただけるなんて」と感激した表情を見せると「良いも悪いも、いろいろな反応があると思うので、どうなるのかワクワクと怖さがあります」と率直な胸の内を明かす。

幼少期から絵を描くことは好きだったというしずちゃんが、しっかりと絵を描くようになったのは芸人になった2005年ごろ。その後ボクシングに挑戦するなど、空白期間はあったというものの、『プレバト!!』などのテレビ番組を通じて、“絵を描く人”という認識も上がっていったという。

作品のなかには、夫の絵もある。「私は結構似ていると思うんですよね」と笑うと「この個展のことも絵を描くことも、すごく喜んでくれて応援してくれています」と語る。

展示されている「南海」というタイトルの絵には、しずちゃんと相方の山ちゃん(山里亮太)が漫才をしている姿が、独特のタッチで描かれている。しずちゃんは「山ちゃんは『銀座三越なんて、そんなすごいところでやるんだ。すごい人なんだね』と言っていました」と報告すると、絵について「あの絵はどうやったら山ちゃんにダメージを与えられるかを考えて書いたんです」と発言し、報道陣を笑わせる。

また新婚生活について聞かれたしずちゃんは「まあ幸せですね」とニヤリ。続けて「応援してくれる味方がいるというのは、すごくいいですね。今回新作が4つあるのですが、以前はどこかドロッとした暗い感じの絵が多かったのですが、新作は明るいタッチになっている気がします」と自身の変化を述べていた。