JR東日本東北本部とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは27日、車窓から奥会津の原風景や日没間際の夕景を楽しめる「只見線トワイライトトレイン」を6月3日に運転すると発表した。トロッコ列車「びゅうコースター風っこ」の車両を使用する。

  • 「只見線トワイライトトレイン」のイメージ (JR東日本東北本部提供)

「只見線トワイライトトレイン」は6月3日午後に会津若松駅から会津川口駅へ向かい、折り返して夜間に会津川口駅から会津若松駅に帰る旅となる。水を湛えた水田の景色、夕暮れ時の只見川と山間の夕景といったこの時期しか見られない景色をトロッコ列車の車窓から楽しめる。只見線沿線のグルメとして、会津中央乳業の「会津のべこの乳発 コーヒー特急。」を用意。当日は会津宮下駅前で会津地鶏の焼き鳥や奥会津地域の特産品販売などのマルシェも開催される。

車内放送にて地元ガイドによる車窓ガイドを楽しむこともでき、復路の会津川口駅から会津若松駅までの車中、一部区間において列車の室内灯を消灯し、初夏の会津盆地の夜景を見られる。「只見線トワイライトトレイン」は6月3日に会津若松駅14時18分頃発・会津川口駅16時37分頃着、会津川口駅17時40分頃発・会津若松駅20時00分頃着の行程を予定している。

6月3日の日帰りのコースと、1日目に「只見線トワイライトトレイン」に乗車して2日目に磐越西線・只見線の橋梁ビュースポット巡りを行う1泊2日のコースを用意。JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて、4月28日14時にインターネット限定発売される。

日帰りコースは100名を募集し、旅行代金は9,800円(大人・こども同額)。1泊2日コースは30名を募集し、旅行代金は1室1名4万7,000円・1室2名4万5,000円(こども3万9,000円)となる。