赤穂市(あこうし)は、兵庫県の西南端、岡山県との県境に位置するまち。「忠臣蔵のふるさと」として全国的にも知られており、播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅から歩いて数分の地域に、「息継ぎ井戸」や「花岳寺」など歴史の面影残る建造物があります。
今回は、そんな赤穂市のふるさと納税返礼品「赤穂のおむすびセット」を紹介します。
「赤穂のおむすびセット」について
・返礼品名:「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」赤穂のおむすびセット
・提供事業者:桃井ミュージアム、赤穂化成株式会社、前川農産、赤穂市漁業協同組合
・内容量:真塩・差塩 各200g、ヒノヒカリ3kg、味付のり(10枚×2)、うんかの恵味(めぐみ)
・寄附金額:2万円
「赤穂のおむすびセット」は、日本遺産に認定されている塩を使って、赤穂市内の4つの事業者がコラボレーションしたおむすびが楽しめるセットです。
日本遺産に登録されている「赤穂の塩」、風味豊かで味わい深い「赤穂のり」、「ひょうご推奨ブランド」にも認定されたお米「ヒノヒカリ」、さらに、お米と一緒に炊飯器に入れるだけでごはんがふっくら炊ける「うんかの恵味(めぐみ)」がセットで届く返礼品。
赤穂市の風土を活かした特産品を使ったおむすび作りが自宅で楽しめます。
「赤穂のおむすびセット」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績
複数の事業者がコラボレーションで提供する返礼品。赤穂市では初めての取り組みとのことです。
赤穂伝統の陶芸「赤穂雲火焼」を製作している桃井ミュージアムの長棟さんが、赤穂市の塩をテーマとしたモニターツアーに参加した際に、赤穂市の塩の魅力と、塩のPRへの想いの強さを感じたそうです。
そこで赤穂化成株式会社の野中さんと相談し、複数の事業者と協力して新しい返礼品を作ることになったそう。
そして、桃井ミュージアムの「うんかの恵味」、塩の国の復元塩田施設を活用した赤穂化成の「塩」、前川農産の「お米」、赤穂市漁業協同組合の「海苔」を組み合わせたおむすびセットが完成しました。
赤穂市担当者によると、「赤穂の食と文化の魅力を体感してほしい」「地元のPRや地場産品活性化に向けて事業者が協力するひとつのきっかけになってほしい」という事業者の熱い想いを受けて、返礼品に登録されたとのことです。
事業者の想い
美味しいおむすびセットを通じて、寄附者の方に赤穂市の風土が生んだ食と文化の魅力を体感していただきたいと思っています。また赤穂市内の4つの事業者がコラボした返礼品は今回が初めて。赤穂市のPRや地場産業の活性化のために複数の市内事業者が集まって何かをする一つのきっかけになってほしいと思っています。
赤穂市は、温暖で雨量が少ない典型的な瀬戸内海型気候に属しており、先土器時代などの古代遺跡が多く残る北部、河口デルタ上に発達した旧城下町の中心部、塩田の開発によって開かれた南部、天然の良港に恵まれた坂越地区といった、4つの特色ある地区に大別できます。
また、古くから製塩業が盛んな地域。江戸時代「赤穂の塩」はブランドとして確固たる地位を築いていたそう! 赤穂の製塩が後世に伝えるべき遺産として認められ、日本遺産にも認定されました。
今回は兵庫県赤穂市の返礼品「赤穂のおむすびセット」を紹介しました。赤穂市自慢の食材がおむすびで味わえるセットは、事業者の方々の熱い想いが感じられるものでしたね! 気になる方は一度チェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年4月23日)時点のものです。