俳優の山本耕史と安達祐実が、日本テレビ系ドラマ『Dr.チョコレート』(22日スタート、毎週土曜22:00~)に出演する。

  • (左から)山本耕史、白山乃愛、安達祐実=日本テレビ提供

義手の元医者・Teacher/野田哲也(坂口健太郎)と、天才外科医の10歳の少女・Dr.チョコレート/寺島唯(白山乃愛)が、少女の両親を殺害した陰謀の謎を追う同ドラマ。山本と安達が演じるのは唯の両親役で、子役から活躍してきた実力派俳優の2人が、先輩として、そして両親として、10歳の新星・白山を見守る。

山本が演じる唯の父親・寺島光一は、天才的な技術を持つ心臓外科医。幼いころから医学に興味を示した唯に医学の知識を教え、それを吸収していく娘を微笑ましくそして自慢に思っていた。唯は、優しく周りからの信頼も厚く正義感が強い光一を尊敬し、光一のある言葉を胸に刻んで手術に立ち向かっている。Teacherこと野田哲也の指導医でもあり、Teacherのことをかわいがっていた。

安達が演じる唯の母親・寺島葵は、長寿遺伝子についての研究を行う優秀な研究者。唯にとってはとても穏やかでおっとりした優しい母親でありながら、研究という仕事にプライドをもち情熱を注いでいる強く聡明な女性だ。

光一・葵ともに2年前、事故を装った何者かによる爆発事件で命を奪わており、Teacherと唯はその事件の真相と黒幕を追うために闇の手術を始め、情報を集めているという、物語の始まりを担う重要な役どころとなっている。

0歳からモデルとして活躍し、現在の白山と同じ10歳の時には日本初演の『レ・ミゼラブル』で少年革命家ガブローシュを演じて舞台デビューした山本は「今回は坂口健太郎君を始め、過去に共演経験のあるキャストの方が多く、撮影は楽しく笑いの絶えない現場になるだろう、と思い台本を開いた。するとなんと、僕は死んでいた。ほぼ共演者に会えない…。この切なさを唯一共演できる坂口健太郎君にぶつけようと思う。坂口君、よろしくお願いします」とコメント。

2歳でデビューし、『家なき子』(94年)で主人公・すず役を演じ「同情するならカネをくれ!」のセリフとともに一世を風靡した安達は「久しぶりに日本テレビのドラマに出演することができ、とてもうれしく思っています! 娘役の白山乃愛ちゃんがかわいくて癒やされながら撮影しています。自分が子供の頃は、スタジオの廊下を走り回ったりしていたので、乃愛ちゃんの落ち着いた様子を見て、過去の自分を反省したり(笑)。私が演じる葵というキャラクターが、どう物語に絡んでくるのか、ぜひ楽しみに見ていただけたら幸いです」と、自らの姿と重ねて語った。