日本から約2時間半で到着する韓国。海外渡航にまつわる規制も解除され、週末に弾丸で行けるようにもなりました。韓国ドラマやK-POP、ショッピングに美容体験と、韓国旅行の楽しみ方はさまざまですが、やっぱり外せないのは韓国グルメでしょう。

そこで本記事では、韓国在住歴のある筆者おすすめの名店と、韓国観光公社のスタッフに教えてもらったおしゃれカフェスポットを紹介します。

  • ユッケと活きテナガダコの「ユッケタンタンイ」。海苔で巻いて食べるのが韓国風

ミシュラン・ビブグルマン掲載店で安旨グルメを堪能

『ミシュランガイドソウル』で2017~2023年まで連続で紹介されているユッケ専門店「プチョンユッケ」。鐘路にある広蔵市場には、ユッケ通りと呼ばれるユッケを提供する店がひしめく通りがあり、その中でも一際人気があるのがこちらです。

  • ユッケと野菜がふんだんに入った「ユッケビビンバ」、お好みでコチュジャンを加えていただきます

日本ではユッケや生レバーを食べるのが難しくなったので、筆者は新鮮な生肉を求めて渡韓の度に訪れています。

ユッケと活きテナガダコの「ユッケタンタンイ」をつまみながら焼酎を飲み、ビビンバで締めるのが定番のコース。人気店なので、ピークタイムを外したお昼前や15時頃に訪れるのが狙い目です。

  • 写真上からビビムグクス、マンドゥ、夏季限定のコングクス

同じミシュランで2017~2023年まで連続紹介されている「明洞餃子」。繁華街・明洞にある「カルグクス(韓国手打ちうどん)」と「マンドゥ(蒸し餃子)」の専門店です。

豚肉と野菜がぎっしりと詰まった肉汁溢れるマンドゥはぜひ食べてほしい一品。

4~10月限定で登場する「コングクス」は、大豆を原料にしたスープでさわやかな味わいが特徴です。場所柄常に行列ができていますが、サッと食べて帰る人がほとんどなので、回転も早いです。

カフェに買い物に、街歩きが楽しい「延南洞」エリア

地下鉄2号線「弘大入口(ホンデイック)」駅から徒歩5~15分の圏内に広がる延南洞(ヨンナムドン)エリア。最新トレンドからレトロなお店まで、さまざまな個性が混じり合う雰囲気がおしゃれ! と、若者中心に注目されています。

  • 「京義線森の道公園」は平日でも多くの人が訪れる

廃線跡を活用した「京義線森の道公園」の両脇には、カフェやショップが立ち並び、買い物や散策を楽しむ人の姿も。SNSでも人気の高いカフェを3店舗紹介します。

  • クロナッツと合わせる「アア」はアイスアメリカーノの略語、ソウルの街中や韓国ドラマで聞いたことのある人もいるのでは

クロワッサンとドーナツを融合させたスイーツ・クロナッツを食べられるのが「SEOUL PASTRY」です。サクサクの生地にクリームやチョコなどを合わせたスイーツ。たっぷりとクリームが乗っていますが、軽い口当たりでペロリと食べられます。

  • 外観もかわいい店舗は平日16時頃で空席が少しある程度、土日や15時頃は混雑するので、早めの時間がおすすめ

  • 色とりどりのねじりドーナツ(クァベキ)

韓国の屋台スイーツ「クァベキ」。昔ながらのねじりドーナツをおしゃれに進化させたカフェが「Quafe(クァフェ)」です。ドーナツの上にチョコなどがコーティングされていてカラフル。もちもち食感がくせになります。

  • 延南店は1階で販売、2階がイートインスペース

  • ブリオッシュ生地の中にはクリームがぎっしり

クリームパン専門店「FUHAHA クリームパン」。新鮮な牛乳、抗生物質不使用の卵などシェフが選び抜いた材料のみを使用したクリームパンを提供しています。ブリオッシュ生地の中にクリームがぎっしりと詰まっていて食べごたえも抜群。

店内に飲食スペースはないので、冒頭で紹介した「京義線森の道公園」で食べるのがおすすめです。

●プチョンユッケ 本店
住所:ソウル特別市 鐘路区 鐘路4街 165-11, 市場内
●明洞餃子 本店
住所:ソウル特別市 中区 明洞2街 25-2
●SEOUL PASTRY
住所:ソウル特別市 麻浦区 東橋路41ギル10
●クァペ 延南店
住所:ソウル特別市 麻浦区 東橋路46ギル20
●FUHAHAクリームパン 延南店
住所:ソウル特別市 麻浦区 楊花路19ギル 22-25