女優の小芝風花が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『波よ聞いてくれ』(21日スタート 毎週金曜23:15~※一部地域除く)のポスタービジュアルが6日に公開された。
原作は、国内外で熱狂的な支持を集めた大ヒット作『無限の住人』で知られる沙村広明氏の同名コミック。雑誌『月刊アフタヌーン』(講談社)連載中で、2020年の「マンガ大賞」では第4位にランクイン、同年には地上波でアニメ化もされた話題作だ。小芝が演じるのは、スープカレー店でアルバイトをする主人公・鼓田ミナレ。彼氏にフラれた上に金もだまし取られ、やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をこぼし、泥酔して記憶をなくすという、“超絶やさぐれ女”となっている。ところがこの失恋トークをした見ず知らずの男が実は地元ラジオ局のチーフディレクターで、素質を見出されたミナレは、深夜のラジオで冠番組を持ち、ラジオパーソナリティーとして開花していくことに。
ポスターには、マイクをガシッと握り、力強い眼差しでじっと見つめる小芝=ミナレの傍らで、さまざまな表情を見せる、ラジオ局の制作チーフディレクター・麻藤兼嗣役の北村一輝、スープカレー店のミナレの同僚・中原忠也役の片寄涼太(GENERATIONS)、ラジオ局のAD・南波瑞穂役の原菜乃華たちの姿が。デザインを担当したアートディレクターの目黒水海氏は「これからラジオパーソナリティーとしてエネルギッシュに向き合うミナレの、破天荒でちょっとダメ人間な魅力と、個性豊かで人間的で、ちょっぴりズレたキャラクターたちによるしっちゃかめっちゃかだけど楽しい夜をイメージして作成した」とコンセプトを語った。小芝は「キャラクターの個性が出ている素敵なポスターだと思います!」と感想を述べ、「この人物たちがどう動いていくのか、楽しみにしていてください」と呼びかけた。