アイドルグループ・嵐の相葉雅紀によるテレビ朝日系バラエティ番組『相葉マナブ』(毎週日曜18:00~)が、きょう2日の放送で10周年を迎える。このたび相葉、小峠英二、澤部佑、岡部大がコメントを寄せた。

  • 左から岡部大、小峠英二、相葉雅紀、澤部佑=テレビ朝日提供

今回は茨城県の観光地である牛久大仏を目指し、10周年を記念して豪快に花火も打ち上げる。相葉、小峠、岡部が関東鉄道・竜ヶ崎線に揺られ、竜ヶ崎駅に到着すると名物のコロッケを堪能。ホクホクの揚げたてコロッケをほおばる相葉のリアクションにも注目だ。晴れ渡る空の下オープンカーで移動し、大仏が見えてくると3人のテンションはマックスに。圧巻の大きさに「すごい!」「嘘みたい!」と相葉も驚く。大仏の中にも入ることになり、特別に頭上まで登った3人。相葉は「こんな経験できないよ!」と感無量の表情を浮かべる。

花火を打ち上げるため、相葉と小峠は事前に山梨県を訪れ、工場で花火作りを学んだ。花火師の細やかな作業を見学した後はいよいよ実践へ。最後は出来上がった花火に相葉が“相葉マナブ”と直筆でサインを入れ、あとは本番当日を待つだけ。やがて澤部も合流し、日が暮れるまで茨城県の牛久沼が発祥とされるうな丼を食しつつ乾杯。「このみんなで食べるからおいしい!」と相葉も笑顔に。相葉は『相葉マナブ』の10年を振り返り、「歴史ある番組になってきた」としみじみ。「お世話になった農家さんや漁師さんに恩返しできるようにしたい」とこれからの抱負も語られる。そしてとうとう豪華絢爛な花火が夜空を彩り、一同は大興奮する。

コメントは以下の通り。

■相葉雅紀

番組が10年も続いた最大の理由は、いい意味で力が抜けて、気張りすぎていないからでしょうか。スタッフ、出演者含めて、その場その場を楽しむっていうことを意識してやってきました。もちろん、運が良かったという部分もあると思います(笑)。チームワークもどんどん良くなっています。澤部は初期メンバーですし、後から入ってきてくれたお2人(小峠、岡部)も、年齢関係なく同じ目線で見てくれていますから。だからこそ、すごく楽しいんだと思います。11年目に向けては、これまでやってこなかった企画にもチャレンジしていきたいですね。例えば、農家さんの家にそのまま泊まっちゃうとか(笑)。料理を一緒に作って、リビングを借りてみんなで雑魚寝して。そこまでやっても楽しそうですよね。今、すでにやっている企画でも、形を変えれば見え方も変わりますし、もっと農家さんや漁師さんたちの魅力を引き出せるように、角度を変えて見せていくのも今後必要だと思います。後は、ずっと言っていますが、フェスと言いますか、公開収録ですかね。番組内で作ったお弁当を集まっていただいたみんなにふるまったりして。屋台を出したりしても楽しいかもしれませんね。

この10年で、番組で学んだことで印象的なのは、やっぱり魚を捌いたりすることです。それに、下処理や保存方法、こうして茹でたほうが栄養が逃げにくいなども番組で教えてもらって、それがわかりやすい学びでしょうか。

今回、花火も打ち上げますが、花火師の方のところにお邪魔して、いろいろと教えていただきました。まさに、常に危険が伴う命がけの作業で、そんな思いで作ってくださっているんです。覚悟を感じたと言いますか、それを知ってから見る花火は、また違った感動があります。

運でここまで来たような番組ですので、ここで見放されると辛い(笑)。どうか見捨てないで、観続けてください。結果的に、10周年が通過点になればいいですね。これからも頑張りたいと思います!

■小峠英二(バイきんぐ)

10年続いた理由は、相葉君が作り上げる絶妙に緩い空気じゃないですかね。なんとなく、何を発言してもいいみたいな(笑)、とりあえず言っておこうっていう空気があって。いろいろとテレビにも出させていただいていますけど、なかなかこういう空気感の番組というのはないので。普通のバラエティだったら、仕事を失うような(笑)。「小峠って、こいつ使いづらいな」「こいつ空気読めてないな」って言われるような言動でも、成立するという、不思議な番組なんです。

今後やりたい企画で言うと、去年、相葉君とスノーボードに行ったんですけど、スノーボードの板を作ってみたいですね。それでみんなで雪山に行くっていう。ただ、滑りたいだけじゃないかって言われそうですが(笑)。

■澤部佑(ハライチ)

番組が長く続いているのは、運ももちろんあるでしょうけど、相葉雅紀の“愛され力”に尽きるのではないでしょうか。農家さんや皆さんのご協力がないと番組が成立しないということがあるのですけど、なぜ協力してくれるのかといえば、まさにそこだと思います。農家さんのネットワークはすごいですから、もし、カメラが止まっている時の相葉雅紀の態度が悪かったら、一気に広まりますからね(笑)。それが全くないですし、カメラが回っていないところでも、ずっと農家さんとお話ししていますから。そういった姿勢が大きいと思います。

思い返すと、相葉さんも最初は何にもできなかったですからね。そこから魚を捌けるまでになって、本当にすごいことです。後は、重機の扱いもすごい。初見の重機を自分の体の一部かのように扱いますから。そこに、時々見受けられるファンタジー(笑)。一味(いちみ)のことを“ひとあじ”と言ったりとか、いろいろありますけど(笑)。そこは、岡部も受け継いでいます(笑)。

■岡部大(ハナコ)

すでに、めちゃくちゃ楽しんでいます、毎回(笑)。最初、澤部さんから「仕事って思わなくていいから」とアドバイスいただいて(笑)。本当に楽しむことが大事だと言っていただいたんですが、入ってみたら本当に受け入れてくれると言いますか、相葉さん含めて、スタッフの皆さんも楽しんでいる感じがあるので、僕もその場にいて一緒に楽しませていただいています。帰りのロケバスがグッスリ眠れるんです。まるで旅行に行った帰りみたいに(笑)。楽しんで、おいしいご飯を食べて……なんて素敵な番組なんだろうって思いながらやらせていただいています。今日もグッスリ眠れそうです(笑)。

僕的には、またワカサギ釣りに行きたいです。初めて参加したロケがワカサギ釣りだったんですが、罰ゲームですごく静かになった時間があって……。苦い思い出もありますので、リベンジしたいですね。次は、一番釣れる解禁の日に行きたいです。それと、地元の東北にも行ってみたいです。僕は秋田県出身なんですが、じゅんさい採りやきりたんぽ、しょっつるなどもありますので、そういったものを作るのも面白そうですね!