八芳園は、同社と包括的連携協定を締結している徳島県松茂町の交流拠点施設「マツシゲート(Matsushigate)」1階が、同社がプロデュースを手掛ける「 FOOD BASE KITCHEN(フードベースキッチン)」として、4月1日にリニューアルオープンすると発表した。

  • (左)4月9日「マツシゲートマルシェ」にて販売する「松茂点心」/(右2枚)地域食材を利用したコラボメニュー例

同施設では、約2週間の開催期間で切り替わりながら、食をはじめとする全国各地の地域の魅力を発信するポップアップイベントを定期的に開催する。施設内のカフェスペースでは、イベント期間にピックアップしている地域の食材と、徳島県・松茂町の地元の食材を取り入れたイベントメニューも提供する。

また、梨の木の間伐材を使用した地元の人が教えるサステナブルな食器づくり体験や、同町の食材と各地域の特産品を使った八芳園シェフによる簡単クッキング教室の開催など、定期的に参加できる豊富な体験プログラムを用意する。

施設内には、大人もゆったりと過ごせるスペースを新設。子供から年配の人まで幅広い世代の人々が過ごしやすく、ともに交流することができる空間を提供する。

  • 地域食材を利用したコラボメニュー例

4月9日には、「マツシゲートマルシェ」の開催に合わせ、同町と八芳園の共同開発による、同町の特産品レンコンを使用した「松茂点心」を発売。出来立ての肉まんとちまきをその場で味わうことができる。価格はレンコン肉まん2個入りが650円、レンコンちまき4個入りが950円。

  • 「松茂点心」

4月1日~4月16日には、「ミニパンフェス」を実施。全国屈指のパン消費地とも言われる京都府をはじめ、北海道、福島県から集まったパンを販売する。