Modern Standardは、実際に成約した物件をエリアごとに集計した、年収1,000万超えプレイヤーが選んだ「住みたい街ランキング2023 by Modern Standard」を発表した。また、初の試みとしてTOP5に入ったエリアごとにランキング対象者の平均年収も調査している。同調査は、2022年1月1日~12月31日の期間にModern Standard(旧:RENOSY 高級賃貸)に掲載された東京23区の賃貸物件のうち、年収1,000万円以上の物件成約者をエリアごとに集計したもの。

  • 年収1,000万超えプレイヤーが選んだ住みたい街ランキング2023 by Modern Standard

  • 年収1,000万円超えプレイヤーが選んだ住みたい街、第1位は大幅ランクアップの「豊洲」

モダンスタンダードで扱う賃貸物件の成約エリアを基に、年収1,000万超えプレイヤーが実際に選んだ「住みたい街ランキング2023」は、「豊洲(江東区)」が昨年の16位から15ランクアップし、見事1位に選ばれた。本ランキングで、江東区が首位を獲得するのは今回が初めて。豊洲は、パワーカップルや若年ファミリー層に人気のエリアで、2021年10月に竣工した「ブランズタワー豊洲」の賃貸成約が多い1年となった。

  • 第1位の「豊洲(江東区)」住みよさスコアとランキング対象者の詳細情報

つづく2位は1ランクダウンの「赤坂(港区)」、3位は6ランクアップの「恵比寿(渋谷区)」。 恵比寿は、渋谷へのアクセスがよくIT関連企業のオフィスワーカーから人気を集めるエリア。新入社員の初任給の引き上げやエンジニア職の年収アップなどの影響もあってか、若年単身属性の賃貸需要が伸びたことが大幅なランクアップの要因だと考えられる。

その他、4位「六本木(港区)」、5位「三田(港区)」、6位「勝どき(中央区)」、7位「神宮前(渋谷区)」、9位「西新宿(新宿区)」は、2位「赤坂」と、3位「恵比寿」と同様に3年連続(※1)でトップ10にランクインしました。
※1:2021年版および2022年版のランキングは「RENOSY」の名称で発表している。

「住みたい街ランキング2023 by Modern Standard 」の上位5つは、ランキング対象者のエリアごとに平均年収と職業割合を公開している。ランキング対象者のエリアごと平均年収を高い順に並べると、1位は「三田(港区)」の3,582万円、2位は「赤坂(港区)」の3,199万円、3位は「豊洲(江東区)」の2,087万円、4位は「恵比寿(渋谷区)」の1,993万円、5位は「六本木(港区)」の1,811万円となった。

  • 「三田(港区)」の住みよさスコアとランキング対象者の詳細情報

平均年収が最も高い三田は、経営者をはじめ外資系金融機関や大使館に勤務する方、またインターナショナルスクールに通わせたいファミリー層からの人気が高い傾向にあるが、本年は士業の方の成約が多い年になった。