アイドルグループ・ももいろクローバーZのメンバーがプロデュースする冠番組シリーズ「ももクロPROデュース」の玉井詩織編として『詩織の栞をPROデュースin伊豆大島』が29日(20:00~22:00)にCSテレ朝チャンネル1で放送される。
ももいろクローバーZのメンバー1人ひとりがプロデューサーとなって、自身の冠番組を制作する、ももクロのももクロによるももクロ&ファンのための番組。Webサイトなどで募集したファンの企画提案を参考にしつつ、メンバーは企画会議から参加して個性を発揮できる番組をプロデュースしていく。
記念すべき1回目はももクロのバランサーを自認する玉井の冠番組。企画会議ではお笑い界のアイドルマニア、平成ノブシコブシ・徳井健太に自身も気づかなかった個性を引き出してもらいつつ、アウトドア、富士山登頂などアクティブなアイデアの中から、島で旅の栞を“PROデュース”することに。玉井が行ったことのない伊豆大島で、大自然の素晴らしさを紹介し、同時に飾らない素の玉井を見せるというコンセプトでロケに向かった。
伊豆大島ではサイクリングで島を巡り、大自然のパワーや島民たちから歴史を学んでいく。ライセンスを取得している玉井にとってスキューバダイビングも欠かせない。初公開となる玉井のスキューバ姿にも注目だ。夜は“天然のプラネタリウム”となる伊豆大島の星空観察。都会では味わうことができない美しい星空に玉井も大興奮する。2日目は月面のような裏砂漠でバギーに初挑戦し、標高758mの活火山・三原山トレッキングも。
玉井のコメントは以下の通り。
――企画会議からロケを終えての感想は?
この番組は何をしようかという打合せから始まっているんですけど、これほどまで「何をやってもいいよ」という、まっさらな状態でパスを受けたのは初めてだったので(笑)。ファンの皆さんの意見も参考にしながら、より自然体に近い自分を見ていただけば親近感もわいていいのかなと思ったので、ただ私のやりたいことをやらせてもらったという感じです。
――番組のプロデュースを経験してみていかがでしたか?
面白そうなアイデアはいろいろ浮かぶのですが、2時間の番組にすると構成が難しいかな、と思ったり……。そんな番組構成のバランスとプラス自分がやりたいことを組み合わせるところが難しいなと思いました。
――玉井さんプロデュース番組のこだわりポイントは?
より自然体の私をお届けするというところですね。少し前に気づいたんですが、モノノフさんが持っている私に対するイメージとメンバーが持っているイメージにちょっと差があるなと。周りから見るとしっかり者でクールに見えるらしいんですね。でも、普段の私は一番楽屋でうるさくしゃべっていたり(笑)、お休みの日とかもめちゃめちゃアクティブですし。実際にそんな私の姿をお見せする機会がなかなかないので、素に近い自分を出せることは何かなというところは考えました。
――そんな番組のロケ先に伊豆大島を選んだ理由は?
私は海外を含めて旅行とか、いろいろな体験をすることがすごく好きで、その中で自然と触れ合うというのは自分の中でも大切な部分なんです。私自身が種子島生まれですし、日本には魅力的な島がたくさんあると思うので、まだ知らない島の魅力を伝えると同時に私自身の本当に楽しんでいる姿を見てもらえるといいなと思いました。その中で伊豆諸島は行ってみたいと思っていたけど行ったことがなくて。だったら東京の島から選ぼうと思って伊豆大島にしました。
――今回はスキューバダイビングも初公開でした。
スキューバは初めてドライスーツで潜ったんです。ウェットスーツとは潜るときの感覚が少し違うのでドキドキでしたね。それと伊豆大島は東京都じゃないですか。東京の海というと東京湾をイメージしてしまって、あまり潜るという感じがしなかったんですが(笑)、すごく透き通っていてきれいな海でしたし、魚などもたくさんいて潜って良かったなと思いました。なにより伊豆大島は島全体が活火山で今も活動を続けている。火山によって生み出された地形だったりして、雰囲気が潜ったことがある沖縄の海とは違うんです。気持ち良かったですね。
――三原山のトレッキング、バギーにも挑戦しましたね。
トレッキングは普段から歩くのが好きなので、勾配があって息は切れましたが楽しかったですね。自然がすごく気持ち良かったですし、ガイドの方から歴史とか、火山のお話とか聞きながら登っていたのであっという間でした。バギーで砂漠を走るのは初めてだったんですが、地球ではないような世界が広がっているとは思っていなかったので、まずその自然の風景に圧倒されました。ロケは大変というより本当に楽しかったです。あと星空も最高でした。真っ暗なところで星空を見るという私の夢が叶いましたね。
――では玉井さんPROデュースの番組のみどころをお願いします!
コロナなどで外に出る機会も少なくなって、なかなか自然と触れ合う機会も減っていたと思うんです。だから、そんな皆さんにも日本にはまだまだ自然の素晴らしさもあるし、そういう日本ならではの景色、島国ならではの景色というのを楽しんでもらえたらいいなと思います。この番組をきっかけに自分もちょっとアクティブに外へ出てみようかなという気持ちになってもらえたらすごくうれしいですね。モノノフさん、私たちのファンの方には普段なかなか見られない、自然体の私が見られるかなと思います。今回は私がプロデュースして島に行きましたが、今後メンバーによって全然違う番組になってくると思います。私自身も他のメンバーが何をするのかとても楽しみですし、それぞれの個性も楽しんでもらいながら、ももクロの魅力を再発見して欲しいです。