3月27日に関東エリア限定で発売された新作アイス「明治 Dear Milk」を実食レビューしていきます。乳製品のみで作られたという超シンプルなアイス、お味はいかに……?
「明治 Dear Milk」は、北海道十勝地方で製造した乳製品のみを原材料として使用した商品。パッケージを見ると、たしかに原材料名に記載されているのは「乳製品(北海道製造)」だけで、「砂糖」や「乳化剤」はおろか「香料」とさえ書かれていませんね。
資料によると、トレンドや季節に応じて「素材を足していく」アイス界の慣行に逆行する「引いていく」発想から生まれたとのことで、なんと素材の生乳(搾取したままの牛の乳)中の水分までも取り除いているのだとか……。徹底ぶりに狂気さえ感じるわ!
あの明治さんがそこまでやるというなら、これはぜひ食べてみないといけませんね。ということで早速、実食していきましょう〜。
パッケージをチェック
食べる前に、簡単にパッケージを見てみますと、コンセプトと同じくシンプルな作り。私がデザインの担当者だったら「原材料は乳製品のみ!!」とか「乳そのままの風味!!」とか赤字で大々的にキャッチコピーを書いてしまいそうなのですが、ぐっと抑えた構成で好感が持てます。
一方で、ふたの形に特徴があります。取っ手のサイズがけっこう大きめで、開けやすいようにしてるんでしょうね。こういう気遣いは嬉しいぞ。
実食タイム〜!
ふたを開けてみました。うわー見てくださいよこの純白のアイス。そりゃあミルクアイスなんだから白いだろうと思うかもしれませんが、なんの混じりけもないピュアなミルクの白なんだなあと思うとテンションが上がってきます。鼻を近づけると、ふんわりとかすかに乳の香りがしますね。
食べてみますと……おおお〜これはなんというミルクアイス! 濃いめで甘めのミルクの味が口にフワーと広がったあとに、スッと消えていきます。練乳をさっぱりさせたような口当たりと言いますか。
牧場に遊びに行くと、「しぼりたて!」みたいな感じでミルクアイスを売ってたりするじゃないですか。あのフレッシュなミルクの風味を感じられるぞ……。さすが明治やるじゃん!
牧場で食べる“あのミルクアイス”
ということで、「明治 Dear Milk」実食レビューでした。牧場で食べる“あのミルクアイス”が好きな人なら、「食べて! すぐさま食べて!」と口をこじあけて強くおすすめしたいです。一方で、シンプルな味付けなのであえてアレンジするのもアリかもしれません。次回食べるときは、家にあるベリーソースやチョコレート、はたまたフルーツなどと合わせていただいてみたいと思います。