BS松竹東急の開局1周年記念特別企画『愛之助が走る! 彌十郎が撮る! 北条家ゆかりの伊豆めぐり ~バイクとカメラ 絶景&グルメ旅~』(26日21:00~)に出演する歌舞伎俳優の片岡愛之助とタレントの水野裕子が、ロケを振り返った。

  • 片岡愛之助(左)と水野裕子

この番組は、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、主人公・北条義時の兄・宗時を演じた愛之助と、宗時と義時の父・時政を演じた坂東彌十郎が、北条家ゆかりの地である伊豆を“趣味”をテーマに巡るというもの。愛之助はバイク、彌十郎はカメラと、大切な愛用の品との旅で、意外な一面を見せる。

コメントは、以下の通り。

愛之助:伊豆をバイクで走ったのは、宗時さんのお墓をお参りした時のみでしたので、今回こんなにも伊豆の地を走ることができ、とても有意義で楽しかったです。一日があっという間でしたね。たくさんのお花、いろんな伊豆の山の表情が見られました。肌で風を感じ、景色とともに薫りも楽しめました。走っていると薫りが変わっていくんです。街の薫り、山の薫り、海の薫り。温度も変わっていきますし、バイクって本当に五感で楽しめる乗り物だと思います。

水野:昔から伊豆は好きで何度も訪れていたのですが、バイクでこうやって走るのは初めてで、夢がかないました。西伊豆の海の風景から、中伊豆の天城越えのしっとりしている空気とか、伊豆の魅力を改めて噛み締めながら回り、それがすごく新鮮で。

愛之助:大蛇の道は、この先の人生であんな道をいくことはあるのかなっていうくらい大変でしたけど(笑)、走ることができてよかったです。曲がりくねっているだけではなく、登っていきながらも山あり谷ありで、言葉では言い表せないほど。でも、バイクが体の一部になったように感じられるくらい一体になることができて、とても貴重な体験でした。

水野:私は『鎌倉殿の13人』をすごく楽しみに拝見していたのですが、ゆかりの地を愛之助さんと巡るということで、一緒にその世界観の中に入らせていただいたような気持ちになれました。番組を御覧になる皆様もきっと同じように感じてもらえるでしょうし、伊豆に行ってみようと思っていただけると思います。

愛之助:『鎌倉殿の13人』で共演させていただいたあのお2人も、映像でメッセージをくださいましたが、本当にいろんな方に愛されたドラマだったのだと改めて思いました。ぜひこの番組をご覧いただいて伊豆の魅力を知ってもらい、たくさんの方に足を運んでいただきたい。そして私自身も、今度はプライベートでバイクに乗って、伊豆を訪れたいですね!