日本大好きラトビア人のアルトゥルさん。日本で暮らし、旅をする中で感動したことや疑問に感じた日常生活でのアレコレを投稿して人気です。今回のアルトゥルさんからの「? 」は、日本人にとっても疑問だった「今川焼(仮)」問題です。

私『これはなんですか? 』  東京『今川焼き』 北海道『おやき』 富山『大判焼き』 大阪『回転焼き』 兵庫『御座候』 広島『二重焼き』 山形『あじまん』 和歌山『ずぼら焼き』  私『本当にすいません! なんとか統一してもらうことは可能でしょうか! 』

  • (Twitter アルトゥル日本推しラトビア人@ArturGalata より引用)

今川焼を(仮)としたのは、 アルトゥルさんの投稿にもあったように日本全国各地で呼び名が異なるため。関東圏で「今川焼」が主となりますが、関西方面では「回転焼き」が多く、福岡や熊本では「蜂楽饅頭」と呼ばれています。北海道では「おやき」という名で親しまれている地域もあるようで、長野県の惣菜饅頭とでも呼ぶべき「おやき」と被さっていてヤヤこしい。悩めるアルトゥルさんに共感し、応えるかのように、多くのリプライが寄せられました。

「北海道はおやきだけでなく大判焼きも言いますね」「広島県でも福山市では『夫婦まんじゅう』と呼ぶ事もありますw」「岡山県では『ふ〜まん』とも言います」「四国は『太鼓まん』て言います」「富山では七越という場合があります」という全国からの報告がある一方で…。「よし、明日から『今川あじずぼら大判二重回転おやきで御座候』に統一しよう」「今川焼と回転焼きだけ頑張って覚えてください。何とかなります」「もう粒あんカステラでいいよ知らんけど」と具体的ですが、やや捨て鉢的な解決策も提示されました。今回の投稿者であるアルトゥル さんにお話を伺いました。

■投稿者に聞く

……どんなきっかけで「今川焼」の名前がたくさんあることを知りましたか?

日本人の友人と生活をしているのですが、お土産で持ってきてくれた時にこの話題になりました。

……同じ商品がさまざまな名称で呼ばれていることを知った時の感想は?

商品そのものにちょっと違いとかがあるのかなぁと思ったのですが、まったく一緒だと知り、驚くというよりはみんな困らないのかなぁと心配になったのが大きいです。

……外国人の方から見て、日本語が難しいと感じるのはどんな時でしょうか?

ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けるのは非常に難しいと思いますが、ひらがなだけでも読みにくいし漢字だけでも読みにくい。ですので一つの文章の中でどれだけの比率でひらがなとカタカナ、漢字をいれるのかというバランスを考えながら文章を作るのが難しいです。この説明も難しいw

……気になるリプライなどはありましたでしょうか。

ベイクドモチョチョです。 ベイクドモチョチョがトレンドになっていたので、なんのことかと思ったら別の呼び名がベイクドモチョチョだと知って、一緒にいた友人と夜中に大笑いしていました。

▼私『これはなんですか? 』  東京『今川焼き』 北海道『おやき』 富山『大判焼き』 大阪『回転焼き』 兵庫『御座候』 広島『二重焼き』 山形『あじまん』 和歌山『ずぼら焼き』  私『本当にすいません! なんとか統一してもらうことは可能でしょうか! 』