ホクトはこのほど、きのこのうま味が倍増され、カサ増し効果がありダイエットにぴったりな「ハイパーきのこ出汁」の作り方を公開した。
ホクトとメタジェンが行った共同研究によると、きのこの継続摂取(1日50gを4週間)をした人の腸内に、脂肪の蓄積を抑制する「短鎖脂肪酸」が増えることがわかったという。ホクトでは、短鎖脂肪酸が摂取できるだけでなく、うま味も増加させる効果もある「ハイパーきのこ出汁」を開発した。
「ハイパーきのこ出汁」とは、きのこ出汁に出汁を取ったきのこを入れ、一緒に食べる新たな「きのこ出汁」のこと。作り方は下記のとおり。
・材料……きのこ100g、水1,000ml
きのこを刻み、鍋に水ときのこを入れて弱火で煮る。「きのこ出汁」をザルで濾し、その出汁を使って料理を作る。きのこ出汁を取って残ったきのこをトッピングしたら「ハイパーきのこ出汁」のできあがり。ポタージュ、ぶり大根、炊き込みごはんなどに活用できる。
作り方のポイントは、きのこは細かく刻み、水から弱火でじわじわ加熱すること。こうすることで、さらにうま味が増すという。
また、きのこは複数種類を組み合わせるのもおすすめとのこと。数種類のきのこを組み合わせた出汁は昆布にも負けないほど「うま味」を増加させるという。きのこにはうま味成分である「グルタミン酸」と「グアニル酸」が豊富に含まれているが、複数のきのこを使用したきのこ出汁は、相乗効果によって、うま味を何倍も強く感じられるとのこと。