4月といえば何を連想しますか? 本格的な春の到来とともに、新生活スタートの時期でもある4月。行事や食べ物、花など、連想するものは人それぞれですよね。
そこで今回、マイナビニュース会員を対象にアンケートを実施。「4月と聞いて連想するもの」を聞き、その結果をランキングでご紹介します。
「4月といえば」ランキング
マイナビニュース会員に「4月といえば何を連想するか」を聞いてみたところ、結果は以下のようになりました。
1位 桜(サクラ)(37.5%)
2位 入園式・入学式(16.0%)
3位 新年度・新学期(9.0%)
4位 エイプリルフール(7.4%)
5位 新生活(6.9%)
6位 花粉症(5.1%)
7位 入社式(2.1%)
8位 タンポポ(1.6%)
9位 メジャーリーグ開幕(1.4%)
9位 春キャベツ(1.4%)
11位 いちご(1.2%)
12位 クラス替え(0.9%)
12位 たけのこ(0.9%)
12位 チューリップ(0.9%)
12位 昭和の日(0.9%)
16位 潮干狩り(0.7%)
17位 花祭り(0.5%)
17位 枇杷(びわ)(0.5%)
17位 桜鯛(真鯛)(0.5%)
17位 ツバメ(0.5%)
17位 レンゲソウ(0.5%)
22位 卯月(うづき・うつき)(0.2%)
22位 イースター(復活祭)(0.2%)
22位 黄砂(0.2%)
22位 寒の戻り(0.2%)
22位 さやえんどう(0.2%)
22位 甘夏みかん(0.2%)
22位 蛤(はまぐり)(0.2%)
22位 ツツジ(0.2%)
22位 端午の節句の準備(0.2%)
31位 清明(せいめい)祭(0.0%)
31位 飛魚(とびうお)(0.0%)
31位 バンジージャンプ(0.0%)
31位 強飯式(0.0%)
31位 世界保健デー(0.0%)
31位 世界宇宙飛行の日(0.0%)
1位 桜(サクラ)(37.5%)
4月といえばランキング、圧倒的な得票で1位となったのは、「桜(サクラ)」でした。
やはり、桜を思い浮かべるという人が多数。関東では3月に開花して下旬に満開を迎える傾向にありますが、4月が桜のシーズンと定着しているようです。お花見も、3月より4月のほうが暖かく楽しめそうですね。
・「日本の風物詩だと思うから」(49歳男性)
・「近所にとても良い花見スポットがある」(54歳男性)
・「さくらが満開になるころだから」(39歳男性)
・「真っ先に思い浮かんだのが、桜だから」(46歳男性)
2位 入園式・入学式(16.0%)
2位には、「入園式・入学式」がランクインしました。
4月上旬に行われることの多い入園式・入学式は、誰もが経験する行事。親も子も、ワクワクドキドキのシーズンですね。
・「人生の節目であり、非常に思い出深いものなので」(53歳男性)
・「この時期になると初々しい姿が見れるから」(47歳男性)
・「学生や社会人にとっての始まりの時期だから」(39歳男性)
3位 新年度・新学期(9.0%)
3位は「新年度・新学期」でした。
4月といえば、学校だけでなく会社にとっても新たなスタートをきる大切な節目ですよね。
・「今年は子どもの入学があり、大きな節目になるから」(41歳女性)
・「年度替わりだから。新学年とか入学式、入社式など、新しく始まる感じ」(46歳女性)
・「小学校1年生の、ランドセルに黄色いカバーを連想します」(53歳男性)
4位 エイプリルフール(7.4%)
4位にランクインしたのは、「エイプリルフール」。
エイプリルフールは西欧発祥の習慣で、罪のない嘘ならついても許されるという日。最近は企業の宣伝にも取り入れられ、話題になることも。この日に聞く話はついつい半信半疑になってしまいますね。
・「実行するかどうかは別として、毎年の恒例になっているため」(47歳男性)
・「その日だけは嘘をついても冗談で済ますことができる」(46歳男性)
・「最近はフェイクニュースが出るのでそれが少し楽しみなところがある」(53歳女性)
5位 新生活(6.9%)
4月といえばランキング、5位に入ったのは「新生活」でした。
別れの3月を経て、新生活が始まる4月。テレビCMや店頭で「新生活応援」などのフレーズを見かけることが多くなります。
・「会社や学校が4月から新年度が始まるので、新生活が始まるイメージがあります」(45歳男性)
・「やはり4月といえば新学期で、新生活が始まるなあと思いますね。新入社員も入ってきます」(40歳男性)
・「誰もが心機一転、新しい生活に向かっていきそうだから」(47歳男性)
6位 花粉症(5.1%)
6位は「花粉症」でした。
花粉症の方にとっては、3月から引き続き4月も辛いシーズン。メディアの天気予報でも、花粉の飛散予報が流れるのが当たり前となりました。スギ花粉に続いてヒノキ花粉も飛び始め、まだまだ対策が必要な時期ですね。
・「花粉症が酷くて、毎日花粉の飛散チェックがかかせない」(55歳女性)
・「もっとも辛い時期なので」(57歳男性)
7位 入社式(2.1%)
7位は、「入社式」でした。
4月は、高校や専門学校、大学などを卒業したばかりの新入社員を迎える時期。街でも初々しいスーツ姿の若者がよく目につきます。入社式のあとは歓迎会、研修など、新入社員にとって慌ただしい日々が続きますね。
・「毎年、新卒採用をして研修をしているから」(44歳男性)
・「毎年新人が入社してきて、仕事を教えるのが大変」(51歳男性)
8位 タンポポ(1.6%)
8位は「タンポポ」でした。
4月ごろになると、チューリップなどに紛れてタンポポも咲いていますね。花のあとの綿毛は子どもたちの遊び道具に。鮮やかな黄色い花は見ているだけで元気をもらえます。
・「野原に咲く黄色い姿が可愛いから」(41歳女性)
・「外に出る機会も増え、自然と目につくから」(35歳男性)
9位 メジャーリーグ開幕(1.4%)
4月といえばランキング、9位は「メジャーリーグ開幕」でした。
プロ野球も開幕し、心躍らせる野球ファンの方も多いでしょう。どの選手もがんばってほしいですが、メジャーリーグでは特に大谷翔平選手の活躍から目が離せません。
・「大谷翔平選手のファンで開幕するのを待ちわびているから」(27歳女性)
・「野球が大好きだからです」(41歳男性)
9位 春キャベツ(1.4%)
同じく9位に「春キャベツ」もランクインしました。
1年を通してスーパーに並ぶキャベツですが、特に春のキャベツは緑が濃くて葉がやわらかく、みずみずしいのが特徴です。サラダでたっぷり楽しみたいですね。
・「柔らかくて美味しいキャベツで、毎年楽しみにしているため」(45歳男性)
・「よくスーパーで見かけるから」(39歳女性)
11位 いちご(1.2%)
11位は「いちご」でした。
クリスマスのイメージから冬の果物と捉えられがちないちごですが、旬は春。果肉がやわらかくなり、甘みもぐんとのっています。
・「イチゴを使ったスイーツが多く売られるイメージがあるので」(34歳女性)
12位 クラス替え(0.9%)
12位は「クラス替え」でした。
学生にとってはソワソワして落ち着かない時期。友達と同じクラスになれるか、どんな先生が担任になるか、ドキドキが止まりませんね。
・「学級が変わって季節も変わり、新しい気持ちになった記憶があるから」(47歳男性)
12位 たけのこ(0.9%)
同じく「たけのこ」も12位でした。
たけのこは旬が短く、生のものが出まわるのはこの時季だけです。皮をどんどんはいでいき、食べられる中心部分はほんのわずか。若竹煮やたけのこご飯で味わい尽くしたいですね。
・「美味しくて好きだから」(42歳男性)
12位 チューリップ(0.9%)
同じく「チューリップ」も12位でした。
色とりどりに咲く春の花でも、とくに目立つのがチューリップ。赤白黄の定番に加えて、最近では淡いピンクや紫などのおしゃれなチューリップも増えました。
・「花の中でもチューリップが好きで、昔から花壇に植えたり、切り花を飾ったりしている。プレゼントの花束も迷ったらチューリップを選んでいたから」(52歳女性)
12位 昭和の日(0.9%)
同じく「昭和の日」も12位となっています。
国民の祝日とされる昭和の日は、昭和天皇の誕生日にあたる4月29日。ゴールデンウィークの初日としても知られていますね。
・「昭和天皇の誕生日だからです」(44歳男性)
16位 潮干狩り(0.7%)
16位は「潮干狩り」でした。
貝拾い、貝掘りともいわれる「潮干狩り」。春の季語にもなっています。
・「子どもの頃からアサリが好きで、しかも海が家の近くにある事から、この季節になると毎年行っています」(53歳男性)
17位 花祭り(0.5%)
4月といえばランキング、17位は「花祭り」でした。
花祭りとは、お釈迦様の誕生日とされる4月8日に行われる仏教行事のこと。灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれます。
・「お花があちらこちらで、咲き始めるから」(59歳女性)
17位 枇杷(びわ)(0.5%)
同じく17位に「枇杷(びわ)」もランクインしました。
初夏の果物として知られる枇杷ですが、4月と聞いてイメージする人もいるようです。みずみずしい甘みと、大きな種が特徴ですね。
・「お店に並びだして、おいしいから」(41歳男性)
17位 桜鯛(真鯛)(0.5%)
同じく「桜鯛(真鯛)」も17位となっています。
桜鯛とは真鯛のことで、ちょうど桜が開花するころ、産卵のために内湾に集まってくることからこう名付けられました。瀬戸内海沿岸が主な産地で、鯛としては最もおいしいと言われています。
・「分かりやすいから好き」(36歳男性)
17位 ツバメ(0.5%)
「ツバメ」も17位でした。
渡り鳥の代表格、ツバメ。暖かくなるとやってきて、軒下に巣を作り子育てをします。ツバメの巣はいたるところの駅構内でもよく見かけますね。
・「毎年、つばめの雛を楽しみにしてるから」(57歳男性)
17位 レンゲソウ(0.5%)
「レンゲソウ」も17位に。
紫がかったピンク色の小さな花です。花の付き方が蓮に似ていることから、蓮華草(れんげそう)と呼ばれているとも。
・「とても魅力的だからです」(40歳男性)
22位 卯月(うづき・うつき)(0.2%)
4月といえばランキングの22位は、「卯月(うづき・うつき)」。
4月の別称で、「卯の花」が咲く季節だからとする説も。
22位 イースター(復活祭)(0.2%)
「イースター」も22位でした。
アメリカで4月に行われるイベント。カラフルに彩られた卵がかわいく、印象的ですよね。日本でも徐々に浸透しつつあります。
22位 黄砂(0.2%)
「黄砂」も22位に。
春頃に飛来するとされる黄砂。この時季は洗車が欠かせません。
22位 寒の戻り(0.2%)
同じく「寒の戻り」も22位でした。
3月に比べれば暖かい日もぐんと増えましたが、たまに朝晩が冷える日もあり、まだ油断はできません。
22位 さやえんどう(0.2%)
「さやえんどう」も22位にランクイン。
さやえんどうをはじめグリンピースやいんげん豆など、春は豆の季節。緑色が本当にきれいです。
22位 甘夏みかん(0.2%)
「甘夏みかん」も22位となっています。
甘夏みかんは、大ぶりな実にさわやかで甘酸っぱい果汁がたっぷり。春は柑橘の季節でもあります。
22位 蛤(はまぐり)(0.2%)
「蛤(はまぐり)」も22位に入りました。
ふっくらとして滋味深いはまぐり。二枚貝は縁起がよいとされますが、はまぐりはひなまつりのお吸い物に欠かせませんね。
22位 ツツジ(0.2%)
「ツツジ」も22位でした。
濃いピンク色のツツジは、いたるところで見かけますね。
22位 端午の節句の準備(0.2%)
「端午の節句の準備」も22位に。
5月5日の端午の節句に向けて、4月から鯉のぼりや五月人形、兜の準備を始めるという方もいるでしょう。
31位 清明(せいめい)祭
「清明祭」とはもともと先祖を祭る中国の行事。沖縄にも伝来し、お墓を掃除して先祖供養する、重要な節目の行事と位置づけられています。 「清明節」とも呼ばれています。
31位 飛魚(とびうお)
4月頃に多く出回るとされる飛魚。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、あごだしは濃いうまみがとれると人気です。
31位 バンジージャンプ
バンジージャンプは本来、一部の国で行われている、成人を迎える時の儀式。レジャーとしては、暖かくなりはじめる4月頃から開催されることが多いようです。
31位 強飯式
「強飯式(ごうはんしき)」とは、4月2日に栃木県日光市の日光山輪王寺で行われる儀式のこと。お椀に山盛りのごはんを頂戴することで、運が開けるとされています。
31位 世界保健デー
WHO憲章が制定された4月7日に設けられました。毎年、WHOが定めたテーマに沿って、世界各国で様々なイベントが行われます。
31位 世界宇宙飛行の日
世界初の有人宇宙衛星船として、ソビエト連邦のヴォストーク1号が打ち上げられた4月12日に設けられました。
4月といえば、桜を思い浮かべる人が多数!
4月と聞いて思いつくものの上位は、1位「桜(サクラ)」、2位「入園式・入学式」、3位「新年度・新学期」となりました。
新生活にまつわるランクインも目立ちましたが、やはり春を代表する花の「桜」をイメージするという声が圧倒的でした。いちごやたけのこなど、春ならではの食べ物も多く挙がっています。
あなたにとって、4月と聞いて連想されるものはなんですか?
調査時期: 2023年3月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計502人(男性: 360人、女性: 142人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート