元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が17日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【WBC速報】侍ジャパン5大会連続4強入り! 大谷翔平、ダルビッシュ有の豪華リレーで快勝! 準々決勝イタリア戦を里崎が詳しく解説します。」内にて、「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」イタリア戦の投手起用について語った。

里崎智也氏

9対3で日本が勝利し、5大会連続となるベスト4に進出したこの試合。9回には大勢が登板したが、里崎氏は「俺はね、山崎颯一郎に投げさせてあげてほしかったね」と自身の願望をこぼす。

栗林良吏が腰痛でチームを離脱することになったことを受け、侍ジャパンに追加招集された山崎。15日に代表に合流し、今大会の実戦登板がまだないだけに、里崎氏は「ここから準決、決勝になって、緊迫した場面で、投げたことのない投手に『いきなり行け』っていうのは、行くほうもキツいし、行かすほうもキツいと思うの」「だから、大差があったところで(投げさせてほしかった)」「石橋を叩いて渡るのも分かるけど……」と自身の考えを述べる。

さらに「しかも3年後は、山崎颯一郎がリリーフの主軸になってくる可能性もあるんだから、経験積ませる意味でも」「投げさせてあげてほしかったなって、ファン目線の感じはあります」と本音を漏らしていた。