林製紙は3月より、「選挙トイレットぺーパー」の販売を開始した。
同商品は、投票を促す言葉や、期日前投票などの情報を印刷したトイレットペーパー。
日本の投票率が衆議院・参議院どちらも現在まで右肩下がりとなっている状況を受け、選挙への参加を呼びかける目的で開発されたものとなっている。
印刷内容は、地元の選挙管理委員会協力のもと制作。「あなたの一票を大切に」などの投票を促す言葉や期日前投票や投票所入場券を紛失した際の対処法などが盛り込まれている。
包装紙にはシールで選挙名や投票日を入れる事ができる名入れスペースも搭載。
また、SDGs活動の「つくる責任つかう責任」「陸の豊かさを守ろう」に通じて持続可能な社会の形成に貢献すべく再生紙を使用している。
今後は、投票率アップを目指し、公共施設への設置や若者の投票を促すために学校で配布する啓発品なども想定。販売目標は10万個を予定している。