アデコは3月15日、「将来就きたい職業」に関する調査結果を発表した。調査は1月4日~6日、全国の⼩中学⽣の男⼥1,800名(各学年男女100名ずつ)を対象にインターネットで行われた。

  • 小中学生男子の将来就きたい職業

    小中学生男子の将来就きたい職業

小中学生の男子に、「あなたは、大人になったらどのような職業につきたいですか?」と質問したところ、「サッカー選手」(6.2%)が1位に。2022年にカタールで開催されたFIFAワールドカップでのサッカー男子日本代表の活躍が影響してか、2018年以来、5年ぶりのトップに。

以下、2位「YouTuberなどの動画投稿者」「会社員」、4位「警察官・刑事」、5位「野球選手」、6位「エンジニア・プログラマー」、7位「医者」、8位「ゲームクリエイター」、9位「先生」「建築士・大工」と続き、デジタルテクノロジーと親和性の高い「YouTuber」「エンジニア・プログラマー」「ゲームクリエイター」の3つの職業が、3年連続で同時にトップ10入りするなど、男子小中学生の間では、デジタル関連の職業がすでに一般的なものになっていることが伺えた。

  • 小中学生女子の将来就きたい職業

    小中学生女子の将来就きたい職業

一方、女子の1位は、4年連続「パティシエ(お菓子職人)」(10.7%)で、今回の調査の中で唯一10%を超えた。

以下、2位「先生(幼稚園・小中高・大学など」、3位「医者」、4位「看護師」、5位「美容師」、6位「公務員」、7位「服飾デザイナー」、8位「会社員(サラリーマン・OL)」、9位「歌手」「YouTuberなどの動画投稿者」がTOP10にランクインした。

  • 小中学生の「好きな教科・嫌いな教科」

    小中学生の「好きな教科・嫌いな教科」

次に、「もっとも好きな教科」を教えてもらったところ、1位「算数・数学」(20.6%)、2位「体育・保健体育」(15.2%)、3位「図画工作・美術」(13.2%)という結果に。

一方、「もっとも嫌いな教科」を聞くと、こちらも「算数・数学」(23.9%)が1位に。続く2位は「国語」(15.4%)、3位は「体育・保健体育」(8.1%)となった。