26日放送の読売テレビのバラエティ特番『八方・陣内・方正の黄金列伝! 春の陣』(15:00~※関西ローカル)では、NMB48の渋谷凪咲が、先輩たちの過去からバラドルの極意を学んでいく。

  • 左から月亭方正、月亭八方、陣内智則、辺見えみり、スザンヌ、渋谷凪咲(NMB48)、矢口真里、松本明子=読売テレビ提供

今回のテーマはバラドル。先輩の柏木由紀(AKB48)に憧れてアイドルになったという渋谷だが、今後に関して様々な不安があるという。そこでバラドルの大先輩たちが自分たちのとんでもない経験を話していく。

松本明子は1983年、『♂×♀×Kiss』を引っ提げデビューするも、オリコン最高位は131位。そんな中伝説的深夜ラジオ『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』のアシスタントに抜擢されるのだが、「放送禁止用語発言事件」を起こし謹慎を余儀なくされてしまう。鶴光から「話題になるんちゃうか?」とそそのかされ、あまり深く考えずに言ってしまったという松本。「地獄だった」と語る謹慎生活の日々とは。さらに「いったい何を言ったの!?」といぶかしむ後輩たちに松本が「お……お……」と現場で答えを教えようとし、「やめてください!」と陣内智則が必死で制止する一幕も。松本は渋谷に「あの地獄をもう味わいたくない、そういう気持ちを忘れないように、一度干されるのもいいかもしれない」と参考になりそうもないアドバイスを送る。

父・西郷輝彦さん、母・辺見マリという芸能界のサラブレッド、辺見えみりは1993年デビュー。しかしアイドルとしては「(ライブイベントに)ヤンキーが3人来ただけ」というほど、鳴かず飛ばずだったという。バラエティで生き残るために「毒舌キャラ」に目をつけた辺見は、ビートたけしや志村けんさんといった大物にウケて一気にブレイクを果たした。“キャラ”に翻弄された辺見が渋谷に授ける金言とは。

1998年にデビュー、モーニング娘。として国民的アイドルとなった矢口真里は、歌番組で「何か爪痕を残せ」と事務所から指令を受けていたといい、「トークができないと、歌唱時のポジションが後ろになったりする。収録終わりにある、トークの反省会の時間が一番長くてつらかった」と打ち明ける。森高千里らを育てた敏腕マネージャーの恐ろしいダメ出しとは。また有吉弘行に「ワイプモンスター」とあだ名をつけられた際に自らのリアクション能力の高さに気づいて手の位置や編集で使われやすいワードなどを真剣に研究したと明かし、「ワイプ芸」の極意を渋谷に伝授する。

「おバカタレント」として大ブレイクを果たしたスザンヌは、事務所の先輩、原口あきまさからのあるアドバイスのおかげで『クイズ! ヘキサゴン』への出演が決まったという。番組初登場の際に一緒だったという陣内は、スザンヌが司会・島田紳助さんにドはまりした瞬間を述懐する。