lead=アカリクは3月15日、「理系学生の就職活動に対する意識および後付け推薦の実態」に関する調査結果を発表した。
アカリクは3月15日、「理系学生の就職活動に対する意識および後付け推薦の実態」に関する調査結果を発表した。調査は1月24日~2月6日、『アカリク』に登録する2024年新卒の理系学生576人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「現在、どのくらいの頻度で研究室・大学へ行っていますか」と聞くと、「ほぼ毎日」(26.4%)、「週5日程度」(34.5%)と、週5日以上通学している学生は約6割だった。一方で、「原則オンライン」と回答した学生は4.0%に留まっている。
次に、「現在、就職活動に1週間あたりおおよそ何時間使っていますか」と尋ねると、「5~9時間」(28.0%)、「10~19時間」(25.0%)、「1~4時間」(23.6%)が上位となっており、平均時間は9.1時間程度だった。
続いて、「何社のインターンシップに参加しましたか」と聞いたところ、「1社以上」(76.4%)で約8割の学生がインターンシップを経験しており、1人あたり平均4.4社に参加している。
そして、「何社に本エントリーしましたか」と尋ねたところ、79.3%の学生が「1社以上」と回答した。こちらも約8割の学生がいずれかの企業に本エントリーを済ませており、1人あたり平均3.6社にエントリーを行っていることが分かった。
また、「『後付け推薦』について、選考中に後付けで推薦を求められることはありましたか」と聞くと、「あった」(8.0%)、「なかった」(92.0%)という結果になった。
後付け推薦を求められた人に「後付け推薦を求められたタイミングはいつでしたか」と尋ねると、「最終面接後」(14人)、「1次面接後」(13人)、「内々定後」(13人)が上位にあがった。
後付け推薦については、「全く筋が通っていない。後付け推薦を求めるような企業はこちらから願い下げしたい」、「日程がシビアで、先生に短期間での提出をお願いしなくてはいけなかった」、「後付け推薦の推薦書の提出時期が最終面接から3、4ケ月後であったため、就職活動を続けることができている」などの意見が寄せられている。