テレビ朝日は10日、4月期番組改編説明会をオンラインで開催。女優の高畑充希と俳優の田中圭がW主演を務めるドラマ『unknown(アンノウン)』(4月18日スタート 毎週火曜21:00~)を担当する同局の貴島彩理プロデューサーがコメントを寄せた。
ドラマオリジナルの同作は、誰にも言えない秘密を抱えて生きる週刊誌のエース記者で、その正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官ながら想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)という、秘密を打ち明ける勇気が出ず結婚に踏み切ることができずにいた2人が、“遺体から血を抜く”という猟奇的な連続殺人事件に巻き込まれていくというラブサスペンス。
この作品には、現在この枠で放送中の『星降る夜に』も手掛ける貴島プロデューサーを筆頭に、徳尾浩司氏、瑠東東一郎氏といったドラマ『おっさんずラブ』チームの制作陣が集結。先日、吉田鋼太郎の出演も発表されたばかりだ。
貴島プロデューサーは高畑が吸血鬼を演じる物語の背景について「吸血鬼と聞くと、血を吸う、空を飛ぶといったイメージがあるかもしれませんが、令和の吸血鬼はサステナブルに生きていて、ネットで血を買ったりしています。人間が牧場で牛を見てもいきなりかぶりつかずにステーキ屋さんに行ったりするように、吸血鬼も慎ましく生きているんです」と説明。
また、今作の一番のねらいは、実力派俳優であるW主演2人の芝居をぶつけることだといい、貴島プロデューサーは「田中圭さんも『ここでやらなきゃいつやるんだ』という気持ちで臨んでいると話してくれました」と明かす。最後に「ファンタジーではなく、犯人が誰だろうと手に汗握るサスペンス、そして胸ときめくラブストーリーを届けます」とアピールした。