俳優の山崎育三郎が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)最終話がきょう10日に放送される。
今作は郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害=凸凹(でこぼこ)を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、発達障害を抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く医療ヒューマンドラマ。
先週放送された第7話で志保は、突如佐山から、間もなく終わる初期研修後に佐山の父が院長を務める佐山記念総合病院で後期研修を行うことを打診されて戸惑う。さらに、その病院に新設される児童精神科の医長へ佐山を迎え入れる計画が浮上。志保はクリニックがなくなってしまうのではと問いかけるが、佐山は「そのことについては、もう少し時間をください」とだけ答えた。
最終回ではとうとう、佐山の父・高志(小日向文世)が佐山の元を訪れ、計画の返事を迫る。叔母である佐山りえ(風吹ジュン)の葬儀以来、初めてクリニックを訪れた父に佐山は驚くが、やがて交わされる会話の中で、それぞれが抱えている思いが明かされていくことに。そんな父を前に、佐山はある答えを出す。はたして、志保や向山たちクリニックの仲間たちの運命も握る「さやま・こどもクリニック」存続の行方とは。