特攻服やリーゼントといったいわゆる“ヤンキー”な見た目の人を現実で目にする機会はほとんどなくなりました。しかし、ヤンキーを主役とするヤンキードラマは、今なお根強い人気を誇る作品ジャンル。手に汗握るけんかシーンや熱い友情、不器用な恋など、思わず胸が熱くなるポイントが満載のヤンキードラマは、令和になった今でも多くの視聴者に愛されています。
そこで本記事では、昭和、平成、令和に放送され人気を博したヤンキードラマを人気ランキング順で紹介します。
「ヤンキードラマ」ランキングTOP22
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1位「ごくせん」シリーズ(16.7%)
2位『GTO』【反町隆史主演】(14.0%)
3位『今日から俺は!!』(12.3%)
4位「スクール・ウォーズ」(9.6%)
5位『ROOKIES』(9.1%)
6位『池袋ウエストゲートパーク』(7.4%)
7位『スケバン刑事』(7.1%)
8位『木更津キャッツアイ』(3.7%)
9位『GTO』【AKIRA主演】(3.2%)
10位『不良少女とよばれて』(2.2%)
11位『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(2.0%)
12位『はいすくーる落書』(1.7%)
13位『ヤンキー母校に帰る』(1.5%)
14位『美咲ナンバーワン!!』(1.2%)
15位『ナンバMG5』(0.7%)
15位「HiGH&LOW」シリーズ(0.7%)
15位『仰げば尊し(2016年)』(0.7%)
15位『アスコーマーチ』(0.7%)
15位『ヤンキー君とメガネちゃん』(0.7%)
20位『水球ヤンキース』(0.5%)
21位『お茶にごす。』(0.2%)
21位『炎の転校生REBORN』(0.2%)
熱い生きざまを見よ! 「ヤンキードラマ」のキャストやあらすじ
ここからはランクインした作品のキャストやあらすじを紹介していきます。
1位「ごくせん」シリーズ(2002・2005・2008年)【仲間由紀恵主演】(16.7%)
「ごくせん」シリーズは、2002年、2005年、2008年に日本テレビで放送された大ヒットドラマシリーズ。任侠集団の大江戸一家で育ったヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵さん)が高校教師となり、持ち前の正義感とケンカの強さで生徒たちの問題を解決していくというストーリーです。
2002年に放送された『ごくせん』(第1シリーズ)では、白金学院高校の生徒役で松本潤さん、小栗旬さん、成宮寛貴さんらが出演。このシーズンのみ、原作である森本梢子さんのコミックに登場するキャラクターを軸にストーリーが展開しました。
2005年に放送された『ごくせん』(第2シリーズ)には、亀梨和也さん、赤西仁さん、速水もこみちさん、小池徹平さんらが出演。新たに黒銀学院高校へ赴任したヤンクミが、問題を抱えた生徒たちとぶつかる姿が描かれました。
2008年に放送された『ごくせん』(第3シリーズ)には、高木雄也さん、三浦春馬さん、三浦翔平さんらが赤銅学院高校の生徒役で出演。翌年の2009年にはシリーズ集大成となる『ごくせん THE MOVIE』が公開され、過去のキャストが再集結しました。
『ごくせん』(第1シリーズ)
放送期間/2002年4月~7月
出演/仲間由紀恵、松本潤、小栗旬、成宮寛貴、石垣佑磨、脇知弘
主題歌/ V6『Feel your breeze』
『ごくせん』(第2シリーズ)
放送期間/2005年1~3月
出演/仲間由紀恵、亀梨和也、赤西仁、速水もこみち、小池徹平、小出恵介
主題歌/ D-51『NO MORE CRY』
『ごくせん』(第3シリーズ)
放送期間/2008年4月~6月
出演/仲間由紀恵、高木雄也、三浦春馬、中間淳太、桐山照史、三浦翔平
主題歌/ Aqua Timez『虹』
ユーザーコメント
・「ヤンキードラマと言えばこれ」(24歳女性)
・「仲間由紀恵が演じた教師は、とても魅力的で迫力がありました。また見たいですね」(67歳男性)
・「ヤンクミとヤンキー生徒のやりとりが好きです」(48歳女性)
・「仲間への熱い思いが伝わってくる。また、主演の仲間由紀恵さんがハマり役でおもしろい」(45歳男性)
・「極道の孫が先生でメッチャ強いのと不良たちに尊敬されるところがおもしろかった」(73歳男性)
・「仲間由紀恵がとてもかわいかったから」(41歳男性)
・「ヤンクミがカッコいい」(45歳男性)
・「爽快な気分になるドラマ」(65歳男性)
・「ヤンキーが慕うヤンクミが魅力的」(43歳女性)
・「現実には絶対に存在しない理想の教師役を仲間由紀恵が熱演していて、学園ドラマとしても毎回感動できた」(54歳男性)
・「シリーズがいずれもおもしろかったから」(30歳男性)
2位『GTO』(1998年)【反町隆史主演】(14.0%)
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『GTO』は藤沢とおるさんによる同名漫画が原作のドラマシリーズで、1998年放送版で主演を務めたのが反町隆史さん。“GTO”とは“Great Teacher Onizuka”の略で、元暴走族ヘッドという異色の経歴を持つ鬼塚英吉(反町さん)による破天荒な教師ぶりが話題を呼び、1999年には完結編となる映画も公開されました。
高視聴率を記録し、反町さんが歌う主題歌『POISON』も大ヒットした『GTO』。共演した反町さんと松嶋菜々子さんが結婚したことでもよく知られています。生徒役で出演している窪塚洋介さん、小栗旬さん、藤木直人さんらのフレッシュな姿にも注目です。
放送期間/1998年7月~9月
出演/反町隆史、松嶋菜々子
主題歌/反町隆史「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」
ユーザーコメント
・「先生が生徒に長々と語るシーンがあまりなくて、小気味よく話が進んだドラマだった」(33歳女性)
・「いろんな事件を経て、最終的にはクラス全員が鬼塚英吉を認めていく過程がいい」(50歳男性)
・「反町隆史の演技が最高だった」(52歳男性)
・「何度見てもおもしろいし、生徒役も個性豊かで現在も活躍中の人が多いからです」(48歳女性)
・「キャストが原作に合っていてよかった」(55歳女性)
・「感動する場面があってとてもよかった」(46歳男性)
・「ちょうど世代だったので見ていた」(41歳男性)
・「自分が高校生だった頃、ドラマを見ていた。学校でもよく話題になり、こんな先生いたらいいなと思った」(39歳女性)
・「ただのヤンキードラマではなく、破天荒な先生の教育に心打たれました」(52歳男性)
・「反町の出世作で強烈な印象がある」(64歳男性)
・「反町隆史と松嶋菜々子がこのドラマで共演してから結婚したので印象に残っている。ドラマのストーリーもよかったが二人の共演もよかったです」(59歳男性)
・「最後は教師と生徒が一体となるストーリーがいい」(53歳男性)
・「原作に忠実でおもしろかった」(64歳男性)
3位『今日から俺は!!』(2018年)【賀来賢人主演】(12.3%)
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西森博之さんによる伝説のツッパリ漫画をドラマ化したのが、2018年に日本テレビで放送された『今日から俺は!!』です。「増刊少年サンデー」から「週刊少年サンデー」にて1988年~1997年まで連載された大ヒット漫画が原作で、主演は賀来賢人さん、脚本・演出は福田雄一さんです。
最強ツッパリコンビ・三橋貴志(賀来さん)と伊藤真司(伊藤健太郎さん)の学園生活が描かれた『今日から俺は!!』。80年代のヤンキールックを再現したビジュアルや、共演者がバンドを結成してカバーした主題歌『男の勲章』も大きな話題を呼びました。
放送期間/2018年10月~12月
出演/賀来賢人、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈、太賀(仲野太賀)、矢本悠馬
主題歌/今日俺バンド『男の勲章』
ユーザーコメント
・「コメディ要素あって非常におもしろい」(30歳男性)
・「ジャンプの原作が好き」(45歳男性)
・「キャラクターがそれぞれいい味を出していておもしろかった」(50歳男性)
・「主演の賀来君がとてもハマり役で、おもしろかったので毎回楽しみに見ていた」(43歳男性)
・「けんかだけではなく笑いがある」(51歳男性)
・「原作同様に笑えるから」(49歳男性)
・「昭和らしいテイストと笑いがつまっている物語がよかった」(52歳男性)
・「昭和のヤンキーがなつかしいなと思いました」(57歳女性)
・「ハチャメチャ感でおもしろく、単純に楽しめた」(60歳男性)
・「原作がおもしろかったのでドラマも期待して見たら、やっぱり期待どおりだった。一緒に見ていた小学生の子どももハマっていた」(45歳男性)
・「友情や恋愛も絡めながら、本筋のストーリーもわかりやすく、エッジの効いたギャグも心地よい」(68歳男性)
・「コミカルで楽しかった」(50歳男性)
・「原作がおもしろくて、ドラマもほぼ忠実に古臭さが再現されていた。役者の演技もよかった」(45歳男性)
・「福田監督の作品はやはりおもしろい」(57歳男性)
4位「スクール・ウォーズ」シリーズ(1984・1990年)【山下真司主演】(9.6%)
「スクール・ウォーズ」シリーズは、1984年・1990年にTBSで放送された連続ドラマシリーズ。元ラグビー日本代表の教師・滝沢賢治 (山下真司さん)が、不良高校の弱小ラグビー部を全国優勝に導く姿が描かれました。原作は元ラグビー日本代表・山口良治さんをモデルにしたノンフィクション『落ちこぼれ軍団の奇跡』です。
1984年に放送された『スクール・ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』では、主演の山下真司さんのほか、岡田奈々さん、和田アキ子さん、梅宮辰夫さんらが出演。架空の都市、川浜市の高校を舞台に物語が展開しました。
1990年に放送された『スクール・ウォーズ2』は、新たな高校に赴任した滝沢がふたたび花園ラグビー場での全国大会優勝を目指すという内容です。前作のキャストが別の配役で多数起用され、和田アキ子さん、梅宮辰夫さんは異なる役柄ながらふたたび夫婦役で登場しました。
『スクール・ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』
放送期間/1984年10月~1985年4月
出演/山下真司、岡田奈々、松村雄基
主題歌/麻倉未稀『ヒーロー』
『スクール・ウォーズ2』
放送期間/ 1990年9月~1991年1月
出演/山下真司、岡田奈々、松村雄基
主題歌/丸山みゆき『FIRE』
ユーザーコメント
・「再放送も含め、何回も見ました」(54歳男性)
・「青春時代を振りかえることができるドラマ」(55歳男性)
・「校舎の廊下をバイクで疾走するシーンは衝撃を受けました。バイクのヘルメット着用が義務化される前の撮影だったかもしれません」(52歳男性)
・「荒れた生徒がラグビーで更生していく」(56歳男性)
・「今では考えられない荒れた学校が舞台で、ラグビーを通じて高校生が成長していくのがよかった。実話をもとにした物語というのもいい」(50男性)
・「スポ根ドラマの代表だし、昭和のなつかしさもある」(42歳男性)
・「山下真司がハマり役だった」(43歳男性)
・「このドラマをきっかけにラグビーを好きになりました」(54歳男性)
・「もはや古典の域に達しているドラマですが、熱くて泥臭いところがクセになります」(42歳女性)
・「ヤンキーと熱血先生のスポーツ感動ドラマ」(53歳男性)
4位『ROOKIES』(2008年)【佐藤隆太主演】(9.1%)
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『ROOKIES』は、2008年にTBSで放送された青春スポーツドラマです。森田まさのりさんの同名漫画が原作で、熱血教師と問題児だらけの高校野球部の生徒が甲子園を目指す姿が描かれました。2009年には続編の映画『ROOKIES-卒業-』も公開されています。
佐藤隆太さん演じる新人教師・川藤幸一の熱い言葉の数々と、球児たちの成長が多くの視聴者をわかせた本作。球児役で出演した市原隼人さん、城田優さん、桐谷健太さん、佐藤健さんら豪華俳優陣の共演も見どころです。
放送期間/2008年4月~7月
出演/佐藤隆太、市原隼人、城田優
主題歌/ GReeeeN『キセキ』
ユーザーコメント
・「演者が多いが、みんな個性的なキャラクターに演出されていてとてもおもしろかった。野球に焦点を当てていたのも見ごたえがあった。ヤンキーという言葉をくつがえす青春ドラマかもしれないと思う」(63歳女性)
・「当時、大流行していた。演者の人の演技力やストーリー性がよくて家族で見ていた」(25歳女性)
・「野球がうまくなっていくところがおもしろい」(50歳男性)
・「出演者が魅力的に思うので」(45歳男性)
・「ただのヤンキードラマでなく、熱いものを感じることができる」(33歳男性)
・「ヤンキーだけど道徳的」(51歳男性)
・「野球を通じて仲間意識が増していくストーリーは痛快」(63歳女性)
・「イケメンたちが甲子園を目指してガムシャラにがんばる姿がカッコいいから」(37歳男性)
・「野球を軸に登場人物が一つになっていく流れがよかったです」(45歳男性)
・「ヤンキーだけどちゃんと青春していて感動がある」(58歳男性)
6位『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)【長瀬智也主演】(7.4%)
『池袋ウエストゲートパーク』は、2000年にTBSで放送され伝説的な人気を獲得したドラマです。原作は石田衣良さんの同名小説、脚本は宮藤官九郎さんで、池袋の街を舞台に援助交際やおやじ狩り、ひきこもりなど当時の時代性を反映したさまざまな事件が描かれました。
長瀬智也さん演じるフリーターの主人公・マコトをはじめ、窪塚洋介さん演じる通称「キング」ら個性豊かなキャラクターが人気を博した本作。さらに妻夫木聡さん、山下智久さん、佐藤隆太さん、高橋一生さんら今では主役級の俳優陣らの共演も見どころです。
放送期間/2000年4月~6月
出演/長瀬智也、加藤あい、窪塚洋介、山下智久、妻夫木聡
主題歌/sads『忘却の空』
ユーザーコメント
・「石田衣良原作のIWGPのドラマ化、当時、楽しみに見ていました」(67歳男性)
・「当時はやっていたカラーギャングを宮藤官九郎さんが描いたドラマ」(39歳男性)
・「今見ても、おもしろいから」(40歳女性)
・「90年代を代表する作品」(39歳男性)
・「今は主役級のキャストがいっぱい出演している。長瀬くんの演技もうまかったから」(38歳男性)
・「今見ても、まったく遜色なく見られるし、とてもおもしろい」(47歳男性)
・「笑いあり、男どうしの熱い友情もあり、なんと言っても最終回の長瀬と窪塚のタイマンシーンが何度見ても泣けますね」(43歳男性)
・「出演者が多彩でおもしろい」(58歳男性)
・「長瀬君が役にハマっててよかった」(52歳男性)
・「現在もリバイバルヒットしている名作だから。豪華な出演者もいい」(43歳男性)
・「長瀬がカッコよすぎるから」(38歳男性)
7位「スケバン刑事」シリーズ(1985~1987年)【斉藤由貴、南野陽子、浅香唯主演】
「スケバン刑事」シリーズは、1985年~1987年にかけてフジテレビで放送されたアクションドラマ。学生刑事、通称スケバン刑事となった少女が特製ヨーヨーを武器に悪に立ち向かうという奇想天外な作風が話題を呼び、社会現象を巻き起こした作品です。
1985年4月から放送された1作目の『スケバン刑事』で主演を務めたのは斉藤由貴さん。スケバンの麻宮サキが学生刑事となり、学校の闇、さらには国家の闇にまで切り込んでいくという壮大なストーリーが描かれました。
1985年11月から放送された『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』では、南野陽子さんが2代目麻宮サキに就任。吉沢秋絵さん、相楽ハル子(相楽晴子)さんが演じる雪乃、お京との3人組で悪と戦いました。
1986年10月にスタートした『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』では、忍者の末裔・風間三姉妹(浅香唯さん、大西結花さん、中村由真さん)が新たな主人公に。3人は風間三姉妹名義で主題歌も担当しました。
『スケバン刑事』
放送期間/1985年4月~10月
出演/斉藤由貴、中康次、高橋ひとみ
主題歌/斉藤由貴『白い炎』
『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』
放送期間/ 1985年11月~1986年10月
出演/南野陽子、吉沢秋絵、相楽ハル子(相楽晴子)
主題歌/南野陽子『悲しみモニュメント』ほか
『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』
放送期間/1986年10月~1987年10月
出演/浅香唯、大西結花、中村由真
主題歌/風間三姉妹『Remember』ほか
ユーザーコメント
・「初代スケバン刑事の斉藤由貴さんが好きだったから」(52歳男性)
・「第一作の斉藤由貴主演のスケバン刑事が圧倒的によかった。第二作の南野陽子も記憶に残っている」(74歳男性)
・「斬新なドラマの設定がおもしろかった」(62歳男性)
・「決めゼリフが好き。特に浅香唯」(49歳男性)
・「あの頃がなつかしい……」(30歳女性)
・「斉藤由貴ちゃんがかわいかった」(52歳女性)
・「南野陽子がカッコよかったから」(44歳男性)
・「当時、ヨーヨーが流行した」(55歳男性)
・「何と言ってもアイドルがヤンキーを演じた元祖ドラマ」(64歳男性)
・「敵役がユニークで斬新だったので」(44歳男性)
8位『木更津キャッツアイ』(2002年)【岡田准一主演】(3.7%)
2002年にフジテレビで放送された『木更津キャッツアイ』は、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマです。千葉県・木更津の草野球チーム「木更津キャッツ」のメンバーが、怪盗団「木更津キャッツアイ」を名乗り、ときに非合法な活動を行う姿が描かれました。
末期がんで余命半年と宣告された「ぶっさん」を岡田准一さんが演じ、怪盗団の仲間として桜井翔さん、岡田義徳さん、佐藤隆太さん、塚本高史さんが出演。2003年と2006年には続編となる映画も公開されています。
放送期間/2002年1月~2002年3月
出演/岡田准一、桜井翔、酒井若菜、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史
主題歌/嵐『a Day in Our Life』
ユーザーコメント
・「阿部サダヲの演技が最高だったし、ドラマに出てくるナポリタンがすごくおいしそうだった。ほのぼのとしていてよかったです」(49歳女性)
・「コメディ要素であり少し感動ありでよかった」(47歳男性)
・「笑えるぐらいおもしろかった。配役もすごくよかった気がする」(39歳男性)
・「ノリと展開が最高! スカッとするし、ホロリもする」(30歳男性)
・「セリフのやりとりが特におもしろい」(49歳男性)
9位「GTO」シリーズ(2012・2014年)【AKIRA主演】(3.2%)
AKIRA主演の「GTO」シリーズは、2012年・2014年にフジテレビで放送された連続ドラマシリーズです。1998年版では反町隆史さんが演じた鬼塚英吉役をEXILEのAKIRAさんが演じ、ほかのキャストやストーリーも一新されました。
2012年放送の『GTO』では、生徒役として川口春奈さんや森本慎太郎さん、本田翼さん、中川大志さん、山田裕貴さんらが出演。前作で松嶋菜々子さんが演じた冬月あずさ役は瀧本美織さんが務めました。
2014年に放送された第2期『GTO』は原作にはないオリジナルで、鬼塚が地元・湘南の母校に赴任するというストーリーが展開。AKIRAさん以外のキャストは一新され、生徒役には松岡茉優さん、菊池風磨さん、小芝風花さん、片寄涼太さんらが出演しました。
GTO(第1期)
放送期間/2012年7月~9月
出演/AKIRA、瀧本美織、山本裕典
主題歌/EXILE TRIBE『24karats TRIBE OF GOLD』
GTO(第2期)
放送期間/2014年7月~9月
出演/AKIRA、城田優、山本裕典
主題歌/E-girls『Highschool love』
ユーザーコメント
・「テーマソングにハマってました!」(42歳男性)
・「おもしろかった。もう一度見たいと思う」(56歳男性)
・「漫画もドラマも大好きで何回も見返しています!」(30歳女性)
・「熱い先生像がおもしろかった」(56歳男性)
・「ヤンキーながらも人間性のあるいいストーリーで描かれている」(50歳男性)
・「生徒の悩みや問題を型破りな形で解決する鬼塚先生が魅力的」(24歳男性)
10位『不良少女とよばれて』(1984年)【伊藤麻衣子主演】(2.2%)
『不良少女とよばれて』は、1984年にTBSで放送された連続ドラマです。舞楽者の原笙子さんによる自伝的小説を原作に、ある事情から非行に走った少女が、一人の青年と出会い成長していく姿が描かれました。
主人公の笙子を演じたのは、当時アイドルとして活動していた伊藤麻衣子(いとうまい子)さん。笙子が更生するきっかけとなる青年を、国広富之さんが演じました。
放送期間/1984年4月~9月
出演/伊藤麻衣子(いとうまい子)、国広富之、岡田奈々
主題歌/MIE『NEVER』
ユーザーコメント
・「伊藤麻衣子がきれいでした」(52歳男性)
・「親子間の衝突が怖かった」(58歳女性)
・「昔のドラマならではの過度な演出がよかった」(54歳男性)
・「自分が青春真っ只中の頃見ていたドラマで印象に残っている」(51歳女性)
11位『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)【杉咲花主演】(2.0%)
『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』は、2021年に日本テレビで放送されたラブコメディ。原作はうおやまさんによる累計2000万PVの人気ウェブ漫画です。
弱視の盲学校生(杉咲花さん)と根は純粋なヤンキー(杉野遥亮さん)の恋が、笑って泣けると話題となった本作。共演には、奈緒さん、鈴木伸之さん、田辺桃子さん、細田佳央太さんらが名を連ねました。
放送期間/2021年10月~12月
出演/杉咲花、杉野遥亮
主題歌/JUJU『こたえあわせ』
ユーザーコメント
・「おもしろかったし、視覚障害者のことも少しは理解できたと思う」(24歳男性)
・「漫画を知らなくて期待せずに見たら、意外にハマってしまった」(49歳男性)
・「とてもほっこりするストーリーが好き」(65歳男性)
・「とてもスカッとしました」(36歳女性)
・「ひたむきな愛で感動的だった」(73歳女性)
12位「はいすくーる落書」シリーズ(1989・1990年)【斉藤由貴主演】(1.7%)
「はいすくーる落書」シリーズは、斉藤由貴さん主演の連続ドラマシリーズ。不良ばかりが通う高校に赴任した新米教師・いづみ(斉藤さん)の奮闘を描いた学園ドラマです。
1989年に放送された『はいすくーる落書』では斉藤さんのほか、伊東四朗さん、所ジョージさん、的場浩司さん、小林稔侍さんらが出演。ヤンキーだらけの工業高校に赴任したいづみの奮闘が描かれました。
翌年の1990年に放送された『はいすくーる落書2』は続編ではなくリメイク版。キャストの多くは本作でも続投となりましたが配役は異なり、斉藤さん演じる主人公の名字も変更されています。今作では普通高校を舞台に、新たなストーリーが展開しました。
『はいすくーる落書』
放送期間/1989年1月~3月
出演/斉藤由貴、伊東四朗、所ジョージ、石倉三郎
主題歌/THE BLUE HEARTS『TRAIN-TRAIN』
『はいすくーる落書2』
放送期間/1990年7月~9月
出演/斉藤由貴、小林稔侍、伊東四朗、所ジョージ
主題歌/THE BLUE HEARTS『情熱の薔薇』
ユーザーコメント
・「よく見ていたから。当時はヤンキーものが受けたものだ」(33歳男性)
・「的場浩司が有名になる前に出ていた作品」(50歳男性)
13位『ヤンキー母校に帰る』(2003年)【竹野内豊主演】(1.5%)
『ヤンキー母校に帰る』は、2003年にTBSで放送された学園ドラマです。元ヤンキーで教師となった「ヤンキー先生」こと義家弘介さんの著書を原作とした作品で、竹野内豊さんが主演を務めました。
元ヤンの教師・吉森(竹野内さん)が赴任する高校の生徒役で市原隼人さん、SAYAKA(神田沙也加)さん、市川由衣さん、同僚役で相葉雅紀さんらが出演。生徒の妊娠やリストカット、大麻使用といった問題がテーマに取り上げられました。
放送期間/2003年10月~12月
出演/竹野内豊、SAYAKA(神田沙也加)、永井大、市原隼人、市川由衣
主題歌/奥田美和子『青空の果て』
ユーザーコメント
・「なかなか考えさせられたから」(41歳男性)
・「先生の壮絶な過去のストーリーから、学ぶことがたくさんあった」(36歳男性)
14位『美咲ナンバーワン!!』(2011年)【香里奈主演】(1.2%)
『美咲ナンバーワン!!』は、2011年に日本テレビで放送された香里奈さん主演ドラマです。六本木のナンバーワンキャバクラ嬢・美咲(香里奈さん)が高校教師となり、落ちこぼれだらけの特別クラスで奮闘する姿が描かれました。
本作は藤崎聖人さんによる同名漫画が原作で、ドラマ化にあたっては「ごくせん」シリーズのスタッフが再集結。『ごくせん』の主人公・ヤンクミをほうふつとさせるパワフルな女性教師像が話題を呼びました。生徒役で藤ヶ谷太輔さんや北山宏光さんが出演しています。
放送期間/2011年1月~3月
出演/香里奈、藤ヶ谷太輔、北山宏光
主題歌/JAMOSA『何かひとつ feat. JAY'ED & 若旦那』
ユーザーコメント
・「いい作品だと思うから」(30歳男性)
・「ストーリーがよかった」(28歳男性)
・「香里奈がカッコよくて見とれてしまうほどの美しさだから」(69歳男性)
・「主人公の演技のうまさと主題歌がよかった」(58歳男性)
15位『ナンバMG5』(2022年)【間宮祥太朗主演】(0.7%)
『ナンバMG5』は、2022年にフジテレビで放送された青春ドラマ。小沢としおさんの同名漫画が原作で、ヤンキー一家に生まれた剛(間宮祥太朗さん)が、“脱ヤンキー”を目指すという物語です。
家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、高校では制服を着たマジメな美術部員という二重生活を送る剛の姿がコミカルに描かれました。共演には神尾楓珠さん、森川葵さん、森本慎太郎さん、満島真之介さんらが出演しました。
放送期間/2022年4月~6月
出演/間宮祥太朗、神尾楓珠、森川葵
主題歌/WANIMA『眩光』
ユーザーコメント
・「とても笑える内容でおもしろいから」(37歳男性)
・「柴犬の松がかわいすぎて毎回楽しみだった」(49歳女性)
15位「HiGH&LOW」シリーズ(2015・2016年)【EXILE TRIBE主演】(0.7%)
「HiGH & LOW」シリーズは、2015年、2016年に日本テレビで放送されたドラマシリーズ。ドラマのほか、映画やネット配信ドラマ、宝塚歌劇団による舞台など、さまざまな形でストーリーが展開しています。
シリーズの始まりである2015年放送『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.』では、AKIRAさん、岩田剛典さん、山田裕貴さん、窪田正孝さん、林遣都さんらが出演。架空の巨大都市“SWORD地区”を舞台にした勢力争いが描かれました。
2016年に放送された『HiGH&LOW SEASON2』では、シーズン1最終回に登場した謎のチーム「MIGHTY WARRIORS」が動き出し、新たな騒動を巻き起こしました。
『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.』
放送期間/2015年10月~12月
出演/EXILE TRIBE
主題歌/三代目J Soul Brothers『MUGEN ROAD』
『HiGH&LOW SEASON2』
放送期間/2016年4~6月
出演/EXILE TRIBE
ユーザーコメント
・「シリーズすべて見ておもしろかったから」(52歳男性)
15位『仰げば尊し』(2016年)【寺尾聰主演】(0.7%)
『仰げば尊し』は、2016年にTBSで放送された学園ドラマです。1980年代に神奈川の県立高校で起きた実話をもとに、元サックス奏者の顧問(寺尾聰さん)が荒廃した高校で吹奏楽指導に励む姿が描かれました。
多部未華子さんが娘役で出演したほか、のちに吹奏楽部に入部する不良生徒役で真剣佑(新田真剣佑)さん、村上虹郎さん、北村匠海さん、太賀(仲野太賀)さん、佐野岳さんらが出演。現代を舞台にしていますが、太賀さんは昭和風のパンチパーマ姿を披露しています。
放送期間/2016年7月~9月
出演/寺尾聰、多部未華子、真剣佑(新田真剣佑)
主題歌/BUMP OF CHICKEN『アリア』
ユーザーコメント
・「とてもおもしろいなと思いました」(35歳女性)
・「こんなにうまくは行かないと思うというのが正直な感想」(31歳男性)
・「ストーリーがおもしろかったです」(29歳男性)
15位『アスコーマーチ』(2011年)【武井咲主演】(0.7%)
『アスコーマーチ』は、2011年にテレビ朝日で放送された武井咲さん主演ドラマ。第一志望の受験に失敗した直(武井さん)が、ヤンキーだらけ、新入生の女子生徒は3人だけという工業高校に入学するというストーリーです。
直のクラスメートとして松坂桃李さん、賀来賢人さん、永山絢斗さんらが出演。最初は周囲を見下していた直が、次第に友情や恋心を育んでいく様子が描かれました。
放送期間/2011年4月~7月
出演/武井咲、松坂桃李、賀来賢人、永山絢斗
主題歌/FUNKY MONKEY BABYS「それでも信じてる」
ユーザーコメント
・「有名ではないけどいいドラマだったと思います」(31歳男性)
・「ストーリーがよかった」(47歳男性)
15位『ヤンキー君とメガネちゃん』(2010年)【成宮寛貴主演】(0.7%)
2010年にTBSで放送された『ヤンキー君とメガネちゃん』は、吉河美希さんによる同名漫画が原作の学園ドラマです。ヤンキー高校生の大地(成宮寛貴さん)が、一見マジメなメガネ女子(仲里依紗さん)に振り回されながら成長していくというストーリーです。
2人の同級生役で登場するのが、本郷奏多さん、川口春奈さん、鈴木亮平さん、間宮祥太朗さん、中村倫也さんら今では主役級の俳優陣。豪華キャストのフレッシュな姿が見どころです。
放送期間/2010年4月~6月
出演/成宮寛貴、仲里依紗、本郷奏多
主題歌/Hilcrhyme『ルーズリーフ』
ユーザーコメント
・「ストーリーがおもしろい」(37歳男性)
20位『水球ヤンキース』(2014年)【中島裕翔主演】(0.5%)
『水球ヤンキース』は、2014年に日本テレビで放送された中島裕翔さん主演のドラマ。ヤンキーの男気に憧れる帰国子女・稲葉尚弥(中島さん)が、ひょんなことから水球に打ち込む姿が描かれました。
本作は中島裕翔さんの連ドラ単独初主演作で、主題歌も中島さんが所属するHey!Say!JUMPが担当。共演には当時まだ若手だった山崎賢人さん、吉沢亮さん、中川大志さんらが名を連ねました。また、橋本環奈さんが当時所属していたアイドルグルグループのメンバーとして本人役で登場しています。
放送期間/2014年7月~9月
出演/中島裕翔、山崎賢人、高木雄也
主題歌/Hey!Say!JUMP『明日へのYELL』
ユーザーコメント
・「キャスティングがよかった」(67歳男性)
21位『お茶にごす。』(2021年)【鈴木伸之主演】(0.2%)
『お茶にごす。』は、2021年にテレビ東京で放送された鈴木伸之さん主演ドラマです。「今日から俺は!!」で知られる西森博之さんによる同名漫画が原作で、ヤンキー高校生が茶道にのめり込んでいく姿が描かれました。
鈴木さんが演じたまークンこと雅矢は、強面な見た目からけんかを売られてばかりですが、実は心やさしく天然というキャラクター。そんなマーくんの親友役を瀬戸利樹さん、マーくんが茶道部に入るきっかけとなる部長役を久間田琳加さんが演じました。
放送期間/2021年10月~12月
出演/鈴木伸之、瀬戸利樹、萩原みのり、久間田琳加
主題歌/湘南乃風『茶柱立つ』
21位『炎の転校生REBORN』(2017年)【ジャニーズWEST主演】(0.2%)
2017年にNetflixで配信された『炎の転校生REBORN』は、ジャニーズWESTのメンバー7人が主演のドラマです。島本和彦さんによる漫画『炎の転校生』をドラマオリジナルエピソード満載で現代に生まれ変わらせています。
ドラマ版の舞台は、原作コミックの主人公・滝沢昇が校長となった謎のエリート校・種火学園。そこで極秘ミッションを与えられた7人の転校生が、熱血バトルを繰り広げるというストーリーです。主題歌もジャニーズWESTが担当しています。
配信期間/2017年11月~
出演/ジャニーズWEST、川島海荷
主題歌/ジャニーズWEST『考えるな、燃えろ!!』
名作ヤンキードラマをチェックしよう
昭和、平成、令和に放送され人気を博したヤンキードラマを人気順のランキング形式で紹介しました。
ヤンキードラマの魅力はなんといっても、強くてかっこいいヤンキーたちの生きざまと、彼らの友情模様。おバカながらも実は情に厚い……など、人間味あふれるキャラクターたちの姿が時代を超えて愛されているようです。
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旬の俳優たちが多く登場し、笑えて、泣けて、スカッとできる……。そんなヤンキードラマをぜひ楽しんでみてくださいね。
調査時期: 2023年2月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計508人(男性: 383人、女性: 125人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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