元プロ野球選手の松坂大輔氏が7日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』に出演。動画「【速報】大谷さんハンパないって! 松坂談『もう漫画(笑)』大谷翔平It's SHOWTIME規格外弾! メジャー組ヌートバー&吉田正尚も解禁【3/6WBC強化試合! 阪神vs侍ジャパン! 試合直後感想】」内で、6日に「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」強化試合として行われた阪神タイガース戦で大谷翔平が放ったホームランのスゴさを解説した。

松坂大輔氏

3回2死一、二塁の場面、阪神・才木浩人のフォークボールを、左膝をつきながら片手でバックスクリーンに運んだ大谷。このホームランについて、松坂氏は「なんだろうな……ただのホームランじゃないんですよね。あんなホームランなかなか見られないですよね」と感嘆する。

チャンネルスタッフから「弾道が普通じゃないというか、ヤバくなかったですか?」と尋ねられると、松坂氏は「弾道より、打ち方ですね」と返答。「ピッチャーからすれば、決められた、打ち取れた、投げた時にイメージ通りのボール」「フォークを膝の高さから、バッターが空振りする可能性の高いところに落としたフォークだった」「(そのボールを)膝をつきながら片手で、しかもセンター方向に」と、大谷のスゴさを解説する。

さらに、松坂氏は「低めの変化球をうまくすくって、引っ張る方向にすくい上げるのはたまにあるんですよね。もちろんそれもスゴいことなんですけど、それを片手で、あの方向にホームランするのがスゴい。しかも余裕でしたからね。ギリギリじゃなかったですからね」と補足した。

また、スタッフが「パワーなんですかね?」と質問すると、松坂氏は「パワーですよ」と断言。「大谷選手がウエイトトレーニングをよくされていますけど、まさにそのトレーニングのたまものですよね」と絶賛していた。