アイドルグループ・SixTONESの京本大我が主演を務める、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演テレビ朝日系ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』のスピンオフ作品『ホメる男に知りたい女』(全3話)がこのたびTELASA(テラサ)で配信スタート。京本が撮影の裏話を語った。
挫折してひょんなことからレトロな下宿の管理人になった元エリート・設楽紘一(藤ヶ谷)が、最低最悪な出会いを果たした住人のズボラお仕事女子・西島いつか(関水渚)に振り回されながらも、互いに気になり始める、素直になれない“オトナの一つ屋根の下ラブ”で、京本はいつかを巡って紘一の恋のライバルとなったコミュ力最強男子・香取俊を演じている。
スピンオフ作品でそんな香取を研究対象として観察することになるのが、「銀星荘」の住人で観察力鋭い健康食品会社の研究員・増田すず(久保田紗友)。すずは、健康食品会社の研究員だけに観察力バツグンで、アニメやマンガ、ゲームなどの二次元を愛し、“生身の恋愛には興味なし”という理系女子だが、“推し”以外では珍しく、香取に興味をもつことに。そのコミュ力とさわやかな笑顔でいつのまにか人の懐に入ってしまう香取が、いつかに告白する場面を目撃したすずだが、なぜいまだに振り向いてもらえないのかが分からない。そこで一つ屋根の下で暮らすことになった機会に、研究対象として香取の観察を始める。
第1話では、すずが推し活イベントに参加しようとすると、香取に「俺も行っちゃダメかな?」と上目遣いで懇願され、なぜか2人で推し活へ。そこでは人気声優・森久保祥太郎が本人役で出演。最愛の推し・森久保を前に、緊張でガチガチ状態になってしまうすずを目撃した香取の反応は。さらに、香取がすずに押し倒されるというハプニングも。
■京本大我(香取俊 役)コメント
――本作で香取を観察するすずを演じた久保田紗友さんの印象は?
プロ意識がすごいんです! 久保田さんは長ゼリフが多いんですけど、すごくスムーズに撮影が進むんですよ。でも練習している素振りを見せないんです。待機の時、隣に座ってらっしゃったんですけど、別にブツブツ練習してる感じでもなかったのに、本番はバシッと決めていて……。この前も、長ゼリフに加えて動きも付けてもらっていて、さらにハードルが上がったにもかかわらず、難なくこなしていた姿を見て、「すごいな、プロだな!」って思いました。
あと、僕はすぐ風邪を引いちゃうので、ちょっとした空き時間でもすぐにダウンを着たり、寒さ対策をするんですけど、テラスで撮影した時、久保田さんは自分の位置が変わらないようにずっとそこで待機していて……さすがだなって思いました。
――本編もスピンオフも和気あいあいとした雰囲気ですが、現場ではどんな風に過ごしていますか?
藤ヶ谷くんは現場の空気作りや、本番での締め方が素晴らしくて、ご一緒させていただいていると、とても勉強になります。ジュニア時代は同じ番組に出たり、ご飯に連れて行ってもらったりしていたんですけど、デビューしてからは、なかなかお話する機会がなかったので、結構空き時間にも真面目な仕事の話をしています。僕が相談させてもらったり、藤ヶ谷くんも「SixTONESどんな感じなの?」と聞いてくださったりして、すごく優しいですね。関水さんと3人がそろった時は、ずっとみんなでしゃべっていますね。スピンオフの現場では久保田さんと結構おしゃべりしていました。僕がおいしそうなご飯の写真を「こんなんあるよ!」と言いながら見せた時は、珍しいメニューだったし、めちゃくちゃおいしそうで、すごく盛り上がりました。
以前、(森本)慎太郎が久保田さんと共演していたので(ドラマ『武士スタント逢坂くん!』)、その時の慎太郎の話をしたりもしましたね。久保田さんは僕より大人っぽいし(笑)、しっかりした方なので、僕が話を聞いてもらっているという感じです。僕が話していることに、とりあえず付き合ってくれているみたいな(笑)。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
このスピンオフでは本当にいろんな表情の香取が見られます。例えば、すずちゃんとちょっと揉めたり……そういう本編では見られないような、香取の“もっと”素の部分が見られるので、絶対楽しんでいただけると思います。余談ですけど、僕も映画などのスピンオフがあったら絶対に見るタイプなんです(笑)。見ると本編がより楽しくなるので、スピンオフはかなりオススメです。なので、ぜひ『ホメる男に知りたい女』も見てください!