お笑い芸人のバカリズムがMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『私のバカせまい史』が、4月からレギュラー化することが28日、明らかになった。バカリズムにとって初のGP帯単独MCレギュラー番組となる。

  • バカリズム(左)と永島優美アナウンサー=フジテレビ提供

誰も調べたことがないような“せま~い歴史”=「バカせまい史」を紹介する同番組。特番として3回の放送に加え、深夜に6週連続で放送し、これまで、「武田鉄矢ものまね史」に始まり、「東海テレビの昼ドラ愛憎グルメ史」、「吉川晃司のシンバルキック史」など18本が登場した。昨年5月に放送した第2弾は、ギャラクシー賞の月間賞を受賞している。

バカリズムが“研究長”となり、徹底的に調べ上げた「バカせまい史」の研究成果を人気芸能人たちとともにスタジオでプレゼン。これまで、柴田英嗣(アンタッチャブル)や飯尾和樹(ずん)、田中卓志(アンガールズ)、板倉俊之(インパルス)、森田哲矢(さらば青春の光)や、せいや(霜降り明星)、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)、ヒコロヒーといった独創的な視点から笑いを生み出す実力派芸人や、朝日奈央ら人気タレントがプレゼンを担当。進行は永島優美アナウンサーが担当し、スタジオでプレゼンされた研究成果を実際に体験するなど体を張って番組を盛り上げる。

コメントは、以下の通り。

■バカリズム
「この番組は収録までの準備がとにかく大変なんですが、内容がおもしろいのでいつも収録が終わる頃には忘れています。ただ、これを毎週やるのは未知の領域です。さらにそれをゴールデンで放送するそうです。どうなるか予想がつきませんが、今まで通りせまくおもしろく作っていければと思います」

■企画・総合演出:加藤智章氏
「毎度、収録が終わるたびに出演者の皆さんが“プレゼンターの努力がエグすぎる”と口にします。バカリズム研究長も睡眠時間を削ってプレゼン資料を仕上げます。担当スタッフも、論文を書けるくらいのデータ量を準備します。でも、発表できるのはそのうちの10分の1くらいです。毎週、バカみたいにせまい研究の成果を発表するため、みんなでたっぷり汗をかいておりますので、ぜひお気軽にほっこり笑ってご覧ください!もしも、発表する場所がないバカせまい研究テーマがあったら、ご一報ください」

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