ライボは2月20日、「コロナ5類移行の意識調査」の結果を発表した。調査は2月1日~6日、20人以上規模の会社に所属する20~50代の社会人561名を対象にインターネットで行われた。
新型コロナが日本で感染確認されてから3年がたち、政府はこれまで2類相当としてきたコロナを5月8日に5類へ移行すると発表。マスクの着用基準は3月13日から「個人判断」を開始することに。
そこで、コロナ5類移行に対する注目度を聞いたところ、78.9%が「注目している(とても+どちらかといえば)」と回答。特に「マスク着用の基準」(65.5%)や「医療費の負担」(53.3%)、「ワクチンの接種費用の負担」(44.5%)に注目している人が多いよう。
また、現在のマスク着用状況について聞くと、「状況に関係なく無条件で着用」が最も多く55.6%。さらに「状況に応じて着用」している人は43.5%。着用している理由を聞くと、「習慣化している」(63.5%)、「コロナ感染対策」(50.5%)、「マナーとして着用している」(44.4%)が上位となり、「マスクをしている方が楽」(17.8%)、「外すのが恥ずかしい」(14.6%)という回答は下位となった。
続いて、3月13日からマスク着用基準が個人判断となるタイミングでの着用意識を聞いたところ、「状況に応じて着用」(66.7%)が最多回答となり、次いで「状況に関係なく無条件で着用」(27.8%)、「状況に関係なく着用しない」(5.5%)という結果に。着用する派に理由を聞くと、やはり「コロナ感染対策」が最も多く53.4%。次いで「習慣化している」(50.2%)、「コロナ以外の感染対策」(39.2%)が上位にあがった。
一方、脱マスク(マスク非着用)の賛否については、65.6%が「とても賛成」「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答。
そこで、今後の脱マスク(マスク非着用)のタイミングを教えてもらったところ、「マスクは着用し続ける」(35.1%)が最も多く、次いで「コロナ感染者が収束するまで」(33.0%)、「特効薬ができるまで」(15.3%)が上位に。また、マスクを着用する場面を聞くと、「電車内」(89.9%)、「買い物中の店内」(86.5%)、「職場(オフィス内)」(84.4%)が上位となった。
最後に、コロナ5類移行後にコロナ前の日常が戻ると思うかを聞くと、「戻らないと思う」が80.4%で大多数を占める結果に。また5類移行後にコロナ感染対策やワクチン接種意欲、さらにマスク着用などの意識を聞くと、93.2%が「意識がとても低くなると思う」「意識が低くなると思う」「意識が少し低くなると思う」と回答した。