• ABEMAスポーツエンタメ局長の塚本泰隆氏(左)と、テレビ朝日スポーツ局プロデューサーの長畑洋太氏

今回の経験が、「すごく大きな自信になりました」という塚本氏は「ABEMAが開局して6年半という中で、ワールドカップは大きなエポックメイキングな出来事ではあったのですが、まだまだ道半ばだと感じています。多くの方にABEMAを知ってもらい、使ってもらい、皆さんが見たいコンテンツを届ける努力をしていかなければならないというのを、今回を経て強く感じたところです」と思いを新たに。早速、英プレミアリーグの中継は、三笘薫選手の活躍もあって、「視聴数はとても好調です」という。

今年1月のABEMA全体の1週間あたりの利用者数も、前年同期比1.4倍と好調で、「サッカーに限らず、格闘技、大相撲といったスポーツ中継に加え、麻雀、将棋、バラエティ、恋愛、アニメと、皆さんがいろいろなジャンルで、観たいと思うコンテンツを提供し、楽しんでいただく方が増えていけばと考えているので、ワールドカップをきっかけにいかにABEMAを生活の中に置いていただけるかが勝負だと思っています」(塚本氏)と気を引き締めた。

長畑氏も、テレビ朝日の立場として、「塚本さんたちには、我々がノウハウを提供したということをすごく言ってくださるのですが、僕らにとっては、『ABEMAではこういうふうにやっているのか』と勉強させてもらい、いろんな刺激を受けましたし、コスタリカ戦でテレビ朝日の歴代2位の視聴率をあげながら、ABEMAでも相当な視聴者数を記録するという、両方が成立した良い例になりました。テレビとネットが食い合うものではなく、互助しながら告知したことが結果につながったので、その経験を次に生かしていきたいと思います」と意欲。今回のワールドカップを1つのモデルケースとし、「今後もテレビ朝日のみなさんと一緒に、いろんなチャレンジができるといいなと思っています」(塚本氏)と、先を見据えた。

そうなると、2026年のカナダ・メキシコ・アメリカ大会という話にもなってくるが、「藤田は、またやりたいという気持ちを言ってはおります(笑)」(塚本氏)とのこと。ただ、放映権を含めてどうなるかは不透明なのが現状であるため、現場としては、「まずはABEMAを多くの方にたくさん使っていただき、大きなスポーツイベントの中継ができるチャンスを頂けるのであれば、たくさんの人に見てもらえるように頑張っていきたいと思います」と意気込んでいる。