「いつも会うときはセックスするだけで終わる」
「自宅やホテルでしか会おうとしない」

このような場合、自分は付き合っているつもりでも、相手からセフレと思われているかもしれません。

本記事では、セフレとは何か、男女間で異なるセフレの定義や本命彼女・浮気相手との違いを交えて解説します。また、セフレにされているかもしれないと悩んでいる女性に向けて、セフレにされやすい女性の特徴やセフレかどうかをチェックするポイント、さらにセフレから本命彼女に昇格する方法なども紹介します。

セフレとは?

  • セフレとは?

セフレとは「セックスフレンド」、つまり体だけで結ばれた友人関係を指します。

セックスとは本来、「愛情で結ばれた者同士」が行うものですが、セフレとの間に愛情や恋愛感情は存在しません。

あくまでセックスをするためだけの関係であり、金銭の関係や上下関係も発生しないため、パパ活などとも異なります。お互い純粋に体だけを求めるセフレ関係は、ある意味シンプルなつながりです。

男女で異なるセフレの定義

男性にとってセフレは「性欲を満たしてくれる都合のいい相手」。恋愛や結婚などの責任が伴う事柄について考えを巡らせる負担なく欲望を満たせる、好都合の関係といえます。

それに対して、女性にとってのセフレは「性欲を満たす相手」と「寂しさを埋め承認欲求を満たしてくれる相手」の2タイプ。後者は、自己肯定感が低く、男性に体を求められながら体やセックスに自信を持つことで、自身の存在価値を自覚しようとする傾向にあります。

性衝動に任せて行為を楽しみたい男性と、安心感や精神的なつながりを手に入れたい女性、求めるものは違いますがお互いの欲を満たせるためセフレ関係が成立するのです。

セフレと本命彼女の違い

セフレと本命彼女とのもっとも大きな違いは、相手に対して恋愛感情があり、その先に結婚という責任を見据えているかどうか。

この先数十年と一緒に過ごしていく彼女とのセックスでは、彼女を傷つけたり特殊な性癖で嫌われたりしないようにという自制が働きます。しかし、今を楽しく過ごせればよいと考えるセフレとは、自分の欲望をむき出しにした大胆なプレイを楽しめると考える男性も多いのです。

恋愛感情のないドライな関係であるためセフレをがいることを裏切り行為とは思わず、本命がいても関係を続ける男性も多く存在します。

セフレと浮気相手の違い

セフレと浮気相手の決定的な違いも、恋愛感情があるかどうかでしょう。

浮気相手に対しては、少なからず恋愛感情があるはず。本命彼女にバレてしまう危険性があるにもかかわらず、それでも会うのを止められないのは、好きな気持ちがあるからです。

一方、体だけの割り切った関係であるセフレとの間には恋愛感情はありません。本命彼女との仲を脅かされるようなことがあれば、簡単に切り捨ててしまいます。

また、浮気相手の場合は隠れてデートをするものですが、セフレの場合はデートをすることはほぼなく、会うのも自宅かホテルのみというのが一般的です。

セフレとソフレの違い

セフレと似た言葉にソフレというものがありますが、ソフレは「添い寝フレンド」の略で、恋人同士ではなく肉体関係もない、ただ寄り添って眠るだけの相手を指します。

つまりセフレとの違いは、セックスするかしないか。性欲を満たすための存在であるセフレに対し、ソフレは精神を安定させるための存在です。

体の関係がなければ予期せぬ妊娠などの心配もないので、寂しさを紛らわすことが目的であればソフレの方がいいと考える人もいるようです。

関連記事: 最近聞くようになった「ソフレ」とは! 本当にただ一緒にベッドで寝るだけ?

男性がセフレに感じるメリット

  • 男性がセフレに感じるメリット

セフレを作りたがる男性は、セフレに対してどのようなメリットを感じているのでしょうか。ここではその心理を深堀りしていきます。

気を遣わず自分本位のセックスを楽しめる

本命彼女とのセックスは、大切な相手だからこそ、傷つけたり不快な思いをさせたりしないよう気を遣うものです。それゆえセックス自体を楽しめず、常に不完全燃焼という男性も少なくありません。

それに対し、恋愛感情のないセフレとのセックスは、相手の反応を気にせずお互い自分の好きなように楽しめます。彼女とはできないプレイを楽しみながら、普段抑え込んでいる性欲を思う存分発散できる相手がいるということは大きなメリットといえるでしょう。

恋愛が面倒なときも性欲を満たせる

恋愛を面倒に感じている男性にとって、セフレは愛情を注いだり責任を感じたりすることなく自分の欲求を満たせる都合のいい相手。

デートプランや記念日のプレゼントを考える必要もないため、恋愛する気はないけど性欲は満たしたいというときには好都合といえます。

突然でも気軽に誘える

彼女への急な連絡は迷惑になるかもしれないと躊躇するのに、セフレには「今から会える?」と気軽に連絡できる男性も多いようです。セックスするためだけに彼女を呼び出すくらいならセフレを作る方が気楽でいい、と考える人がいても不思議ではありません。

いろいろな女性と交流できる

肉体関係を通じたコミュニケーションの一種ともいえるセックス。男性のなかには、スポーツや会話を楽しむのと同じ位置づけでセックスを捉えている方もいます。

このような方にとって、セフレと体の関係を持つことは、多くの友人と楽しいひとときを過ごしているのと同じ感覚。セフレを「いろいろな人と交流を持てるいい機会」と考えているのかもしれません。

セフレにされやすい女性の特徴

  • セフレにされやすい女性の特徴

「相手のことを本気で好きなのにセフレにされてしまう」と悩む女性は少なくありません。ここではセフレにされやすい女性の特徴を紹介していきます。

押しに弱い

強く誘われると断れないような押しに弱いタイプの女性は、男性にとってもっともセフレにしやすいタイプ。意見や気持ちを主張することなく言いなりになってくれる女性は、自分のタイミングで都合よく性欲を満たすのに最適な相手と認識されてしまいます。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低い女性の中には、体を求められることで「こんなわたしを必要としてくれている」と自身を納得させようとする人も多くいます。

「自分に自信がない」「体以外に誇れるものがない」と考えるタイプはセフレ関係に安心感を覚えやすく、そこに愛情はないとわかっていてもなかなか断ち切ることができません。セフレが欲しい男性にとってターゲットにしやすいタイプと言えます。

惚れやすい恋愛体質

些細なきっかけで人を好きになってしまう女性もセフレ候補にされやすいと言えるでしょう。女性側が一方的に男性に好意を抱いている場合は主従関係が生まれやすく、男性の言うことを何でも聞いてしまう状態になるケースが少なくありません。

こういった女性は、惚れた弱みに付け込んでセフレ関係を結ぼうと企む男性の餌食になりやすいと言えます。

寂しがり屋

寂しがり屋で常に男性がそばにいないと落ち着かないタイプの女性は「セフレでもいいからそばにいて欲しい」と、簡単に体を許してしまいがちです。

また、こういったタイプの女性は男性に依存しやすく、セフレ関係を自ら解消することもできない傾向にあります。セフレ相手を探している男性にとって、セフレ関係に持ち込みやすい上に関係を続けやすいタイプと言えるでしょう。

セフレかどうかをチェックする9つのポイント

  • セフレかどうかをチェックする9つのポイント

相手にとって自分はセフレなのでは? と不安を感じている方は、これからご紹介する9つの項目をチェックしてみてください。当てはまるものが多い方はセフレにされている可能性が高いので、関係を見つめ直す必要がありそうです。

唐突な連絡が多い

深夜や飲み会終わりの唐突な連絡が多いのは、いつ誘っても構わない都合のよい相手と思われている可能性が高いでしょう。大切に思ってくれているのならば、自分の都合で遅い時間に誘い出したりはしないはずです。

こちらからの連絡はスルーされがち

頻繁に連絡をスルーされるなら、自分の性欲を満たしたいときにだけ会えればいいと思われている可能性が高いです。いつも折り返しの連絡がなかったり、思い出したように急に連絡が入ったりすることが多い場合は、本命が別にいるとみて間違いないでしょう。

会うのはほぼホテルか自宅

男性は、性欲さえ満たされればいいセフレとの関係にあまりお金をかけたがりません。デートや食事に出かけることはなく、会っても毎回自宅やホテルで体を求められるだけなのであれば、セフレにされている可能性が高いでしょう。

季節のイベント時は誘いがない

クリスマスやバレンタインデーなどは、恋人たちにとって特別なイベント。たいていのカップルは一緒に過ごすものです。したがって、このようなイベントに誘われたことがない、あるいは誘っても断られてしまう場合は、本命ではない可能性が高いでしょう。

会う頻度が少なく一緒にいる時間も短い

セックスの際スキンシップが少なく、行為後すぐに帰りたがる場合も、性欲の処理目的であなたを呼び出している可能性が。恋愛感情があるなら、忙しくてもデートができる時間を確保したり、会える日は少しでも長く一緒にいようとしたりするはずです。

友人や家族の話題を出さない

性欲が満たされればそれでよいセフレ関係において、お互いの素性を細かく明かす必要はありません。友人や家族の話題を出さない、あるいは聞こうとすると嫌がる場合は、あなたとの親密な関係を望んでおらず、セフレと思われている可能性があります。

隠し事が多い

友人や家族の話題を出さないだけであれば、単に家族と仲が良くなかったり友達がいなかったりする可能性もありますが、仕事やフルネームまで隠しているような場合は、限りなくセフレの可能性が高いでしょう。何を聞いてもはぐらかすような場合は要注意です。

恋愛話を避ける

恋愛話を避けるのは、あなたと恋人になることを望んでいない証拠。セックスの後にそれとなく聞き出そうとしても話をそらされるのであれば、残念ながらセフレ認定されていると考えた方がいいでしょう。

将来の話をしない

相手が結婚や家庭についての話をしたがらないのは、あなたと恋人や家族といった深い関係になるつもりがないからでしょう。恋人同士で愛情があるのなら、まったく将来について触れないということは考えにくいです。

セフレから本命彼女に昇格する方法

  • セフレから本命彼女に昇格する方法

ここでは、セフレ関係を終わらせ本命彼女へと昇格したい方に向けて、恋愛関係に発展させる方法を紹介します。

見た目だけでなく内面も磨く

セフレ関係であるということは、見た目は相手の好みである可能性があります。セフレから脱却したいのであれば、見た目だけでなく内面も磨き、中身も好きなってもらう努力をしましょう。

言葉遣いや仕草、一緒に過ごしているときの細やかな配慮など小さな努力の積み重ねが、相手を振り向かせるきっかけになるかもしれません。

適度な距離感を保つ

セフレ関係から抜け出したいからといって、積極的になりすぎるのはNG。相手はまだあなたをセフレと認識しているため、急に距離をつめようとしても拒否されてしまう可能性があります。

重い女と思われてしまう可能性もあるので、適度な距離感を保ちながら、少しずつ恋愛感情をアピールしていきましょう。

一緒にいる時間を笑顔で過ごす

男性はセフレに対して、性欲を満たすこと以外の要素を求めていません。ただ、「一緒にいると楽しい」「幸せな気持ちになれる」このような女性なら、性的な魅力だけでなく人としての魅力に自然と惹かれていくでしょう。

このままセフレとして付き合っていくのは惜しい、ずっとそばで笑っていてほしいと相手に思ってもらえるような、とびきりの笑顔で過ごしみてください。

一旦セフレ関係を断ち切る

一か八かの勝負にはなりますが、思い切って一旦セフレ関係を断ち切ってみるのも、場合によっては有効な手段です。

誘いに応じてくれていたあなたが距離をとるようになったことで、相手もあなたを意識し始め、ただのセフレから気になる存在へと変わるかもしれません。

セフレを望んでいないなら行動を起こそう

セフレは、お互いに恋愛感情がなく、セックスだけの関係と割り切っている場合に成立するもの。もし、少しでも相手に好意を抱いているのなら、体だけを求められる今の関係を続けると辛くなる一方です。まずは勇気を出して相手の気持ちを聞き出してみましょう。

仮にそこで恋愛関係を築くことができなくても、きっぱり関係を断ち切ることができれば、他の人と幸せになれるかもしれません。