婚活・恋活や街コンなど中心とする男女の出会いメディア「e-venz(イベンツ)」はこのほど、全国の30代〜50代の既婚者1,000名を対象に「交際0日婚」についてのインターネットアンケートを実施した。

  • 「交際0日婚」をしたことはある?

まず、「交際0日婚」をしたことがあるかどうか、尋ねた。

  • 「交際0日婚もしくはその関係だった」人はわずか3.5%

全体で3.5%が「交際0日婚もしくはその関係だった」と回答し、経験者は少数だとわかった。男女別では、男性が5.7%・女性が1.5%となっており、男性の割合が若干多い結果となった。

続いて、「交際0日婚」に至ったきっかけを調査したところ、以下のような回答が寄せられた。

<男性>
・「お見合い」(東京都/男性/38歳)
・「元々知っていたから」(神奈川県/男性/42歳)
・「不倫」(山口県/男性/45歳)
・「できちゃった婚」(東京都/男性/48歳)
・「コンパ」(三重県/男性/57歳)
・「落とし物を拾ってもらった」(兵庫県/男性/59歳)
<女性>
・「合コン」(長崎県/女性/32歳)
・「ノリ」(和歌山県/女性/43歳)
・「バイト先の店主」(愛知県/女性/52歳)
  • 「交際0日婚」の男女は約4割が離婚に

「交際0日婚」と離婚率の関係を聞いたところ男性が44.4%、女性が37.5%という結果に。全体で約4割が「離婚した」と回答している。

交際が0日ということもあり、お互いのことを結婚してから知ることとなるため、性格の不一致、価値観の違いなどが離婚の原因となる場合があるのではないか。

勢いやフィーリングでの結婚することは悪いことではないが、お互いのことをよく知ってから結婚することが、長続きする秘訣かもしれない。

続けて、「交際0日婚」の経験がある35名に、どこで「交際0日婚」を始めたのかを調査した。

  • 「交際0日婚」の出会いは男女とも「職場」が多数

パートナーとの出会いの場で多かったのが、男性が「職場」「マッチングアプリ」各25.9%。次に「友人の紹介」、そして「イベント」となっており、「その他」も同じく14.8%となっている。

女性は「職場」が38%、次に「友人の紹介」37.5%で、「マッチングアプリ」「イベント」と回答した女性はいなかった。「その他」は37.5%だった。

実際に「交際0日婚」をしたことがある35名に、「交際0日婚」のエピソードを聞いた。

<男性>
・「金銭面での不一致」(東京都/男性/38歳)
・「いきなり家を買ったこと」(神奈川県/男性/42歳)
・「弁当が美味しかった」(愛知県/男性/45歳)
・「相手の本心が読めない」(兵庫県/男性/45歳)
<女性>
・「食べ方汚い」(長崎県/女性/32歳)
・「結婚してから性格を含め全てのことが分かり出すので、付き合っているだけでは破局したかもしれない出来事も乗り越えられた」(愛知県/女性/52歳)
・「周りからびっくりされた」(栃木県/女性/53歳)

男性では「金銭面の不一致」「相手の本心がわからない」など価値観や性格の面での回答のほか、「いきなり家を買った」といった驚きのエピソードがあった。

また、女性の回答で「相手の食べ方が汚い」と、あとになって気づいた部分を挙げている人がいた。そのほかには「結婚していたからこそ乗り越えられた出来事があった」と回答している女性もいた。