日本テレビ系ドラマ『大病院占拠』(毎週土曜22:00~)で「青鬼」「赤鬼」「白鬼」「黄鬼」「黒鬼」を演じる出演者が、11日放送の第5話で明らかになった。

(※以下にネタバレあり)

  • 鬼役たち=日本テレビ提供

黄鬼と白鬼は、武蔵(櫻井翔)が人質としてとらわれていた娘のえみりの保護を聞き、耐えきれずお面を外して、むせび泣くシーンが放送された。さらに、病院に身を潜めていた動画配信者の因幡(明日海りお)が、鬼たちの前に正体を現す。因幡は、自身が隠れて撮影した、灰鬼と桃鬼が面を外している映像の公開と引き換えに、青鬼のインタビューを撮りたいと交渉。そして、因幡によるインタビューがセッティングされる中、スタッフステーションに集まった青鬼・赤鬼・黒鬼が面を外すというシーンでその正体が明らかになった。

青鬼の正体は、SNSでも多くの人が予想していた菊池風磨(Sexy Zone)。また、赤鬼は忍成修吾、白鬼は真飛聖、黄鬼は柏原収史、黒鬼はベッキーというメンバーだった。これで、すでに発表されている緑鬼の村上淳、橙鬼の森田甘路、茶鬼の大水洋介(ラバーガール)、灰鬼の水橋研二、桃鬼の浅川梨奈と合わせ、すべての鬼の正体が明らかになった。

コメントは、以下の通り。

■菊池風磨(Sexy Zone)
出演が決まった時は、正直驚きました。まさか1月期の土曜ドラマに出させてもらえるとは思っていなかったので、最初に聞いた時は素直に『やったー』という感じでした。概要を聞くと、5話まで顔が明かされない敵役など、聞けば聞くほどに面白そうだなと思いました。何より主演が、先輩の櫻井翔君で。ドラマでご一緒させて頂くのは初めてなので、その新鮮さもありつつ、普段仲良くさせて頂いているからこそ、逆に緊張感もある現場です(笑)。青鬼を演じる上で、冷静沈着で動じないという所は意識しています。最初は(占拠を)楽しんでいるような感じを見せながら、話を進めていく毎に、もしかしたら鬼たちにも色々な思いがあるんじゃないか、ということが徐々に見えてくるので、そのグラデーションのためにも、前半はとにかく冷静に、ゲームを楽しんでいる感じに見せられればいいなと思い、演じています。第6話以降の後半は、ここから色んな事象が起きていくと思うので、前半との対比を見せられたらと思っています。
(SNSなどで考察が出ていたが、放送開始後の反響は)苦しかったです(笑)。自分の名前がたくさん挙がっていたので、何度も心折れそうになりました(笑)。大学時代の友人や会社の後輩からなども連絡が来ていたのですが、一律で肯定はせず「ニヤリ」の絵文字で返していました(笑)

■忍成修吾
以前『レッドアイズ』でお世話になったスタッフの方々とまたご一緒できるということがまず嬉しかったです。前回も印象的な役でしたので、さて今回はどんな役なのかと伺ったら、まさかの「レッド」な鬼だったのでなかなかなムチャブリ!と最初は驚きました。
そして支度部屋に入り、鬼の扮装をみて更に驚きでした。
扮装ではなく、もはや変身に近いようなマスク、スタッフの本気度を感じました。
変身ポーズを考えそうになりました。
作品中も配信チャンネルの中では鬼派と警察派に世論が分かれていますが、演じているせいか完全に鬼派の考えで台本を読ませて頂いています。鬼達のバックボーンが段々明らかになって行く度、共感して頂けるのではないでしょうか。そんな鬼達の覚悟も楽しんで観ていただけたら嬉しいです。

■真飛聖
常に忍びの者のように鬼の仮面で顔を隠して過ごしてきました。口元以外の表情が読み取りにくい状況でのお芝居はとても難しかったですが、白鬼は母親ということもあり、みんなのお母さん的存在として居られるようには心掛けていました。
櫻井さんをはじめ、鬼以外のキャスト、スタッフのみなさんが、いつも何かと不自由な鬼たちの事を気にかけて下さり、現場は優しさに包まれていて温かいです。最後の最後まで楽しんで見てもらえたら嬉しいです。

■柏原収史
「関係者以外、黄鬼役を演じる事を口外してはいけない」という環境の中、撮影が始まりました。ロケ現場への出入りは変装したり、楽屋の名札も名前ではなく「黄鬼」だったりと初めての事がたくさんあり、どこかゲームを楽しんでいるような気持ちです。
櫻井さんをはじめ鬼達みんな作品内容とは逆にとても仲良くワイワイとした良い雰囲気で撮影に臨めております。
予想できない今後の展開を楽しみに是非最後までご覧下さい!

■ベッキー
みなさまこんにちは。黒鬼を演じさせていただいておりました、ベッキーです。
自分が出演させてもらっているドラマを宣伝できないことが、こんなにツラいとは思いませんでした(笑)やっとお伝えできて嬉しいです!『大病院占拠』おもしろすぎです。本当に最高!壮大な撮影と物語に参加させていただいていること、心から感謝しております。何度も共演している櫻井翔さん。
私の中で“嵐”“司会者”というイメージでしたが、今回、“俳優・櫻井翔”の凄さを目の当たりにして、シビれています。本当にすごい方です。
最終回まで座長に食らい付いて、でも、食ってかかってがんばります!