『忍風戦隊ハリケンジャー』の20周年を記念したVシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』の本ポスターと本予告が公開され、さらに追加キャスト3名が発表された。

『忍風戦隊ハリケンジャー』は 2002年2月17日から2003年2月9日まで、テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」。2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。TVシリーズから20年、10 YEARS AFTERから10年。20周年で「ハリケンジャー」新作オリジナル作品が誕生した。

本ポスター、本予告では今まで全貌が明らかになっていなかった”ウラ七本槍”で花魁の姿の「オイランダ」。この最強の敵役を演じるのは元宝塚歌劇団宙組・トップ娘役で数々の作品でヒロインを務めてきた陽月華。本ポスターは着物姿の鷹介に似た風貌の江戸時代の先祖・鷹之介となみ、吼太郎、一角、一牙が険しい表情を浮かべながら横に集合し、上部には変身後のハリケンジャーとゴウライジャーの姿となった5人が構え、大きく中央に目を惹くのが本作のオリジナルキャラクター・“大江戸ハリケンレッド”だ。ハリケンジャーたちの後ろには世界を滅ぼすと言われる「天翔石」が手に光を集め、浮かび上がるようにオイランダと、その下にはアウンジャも。味方も敵も集結し本作ならではの時代劇のようなビジュアルになった。

本予告では現代から江戸時代にタイムスリップした鷹介が「そういうことです!おじいちゃん」と言うと、江戸時代の鷹之介が「おじいちゃん??!」とビックリするシーンから始まるも、ハリケンレッド、ハリケンブルー、ハリケンイエローのいつもの名乗りは江戸時代でも健在! 一甲、一鍬の先祖・一角、一雅も加わり5人で戦っていると、本作の最悪最強の敵・オイランダが妖艶な雰囲気を醸し出しながら“私の敵ではない”と高笑いと共に現れ、さらには宇宙最強の用心棒・アウンジャも登場。アウンジャの声は「グラップラー刃牙」の範馬勇次郎役や「キン肉マン二世」のバッファローマン/スカーフェイス役の乃村健次が担当する。鷹之介たちに「天翔石」を破壊しないとすべて消えてなくなってしまうという絶対絶命の最大のピンチが訪れ、「こうなったらやるしかない」とは立ち上がります。おぼろ(高田聖子)とその助手・雲母坂(木村葉月)が現代から江戸時代に指令を出し窮地を救えるのか?「大江戸ハリケンジャイロ」を用いて“大江戸ハリケンレッド”も華麗に誕生して、この激闘一体どうなる?さらに西田健演じる日向無限斎に仕える長尾聡之心役をTVシリーズでシュリケンジャーの声を担当していた松野太紀がシリーズから20年の時を超えて出演することが決定した。

ストーリー

時は江戸時代、無限斎(西田健)に仕える疾風流の忍者・鷹之介(塩谷 瞬)、なみ(長澤奈央)、吼太郎(山本康平)と迅雷流の一角(白川裕二郎)、一牙(姜 暢雄)の前に”ウラ七本槍”のオイランダ、アウンジャが出現し、迅雷流の二人が護衛する照姫(羽瀬川なぎ)が襲われる。照姫のもつ世界を滅ぼすと言われる“天翔石”を狙っていたのだ。一角、一牙では全く歯が立たず、万事休すかと思われた瞬間、おぼろ(高田聖子)とその助手・雲母坂(木村葉月)が送り出したハリケンジャー、ゴウライジャーたちが突如現れ、激闘を繰り広げる。現代から江戸時代へタイムスリップしてきたハリケンジャーたちは鷹之介たちを救い出すが、過去時空での滞在時間が限られており、鷹之介たちに願いを託し現代へと戻っていく。絶体絶命、再度オイランダの攻撃に全滅しかける鷹之介たちの目の前に「大江戸ハリケンジャイロ」が出現する。

『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』は、劇場での上映は2023年6月16日(金)期間限定上映。2023年10月25日(水)にはBlu-ray&DVDでは通常版のほか、大江戸メダル版も同時リリースとなる。

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