アスマークは2月7日、「大阪市のスーパー・ドラッグストア・商業施設の利用実態把握調査」の結果を発表した。同調査は2022年12月14日~21日、大阪市に在住する15~79歳男女972人を対象に、インターネットで実施した。

  • 普段よく行くスーパーを選ぶ理由

普段行くスーパーとその理由を尋ねた。最も多い回答は「ライフ」(59.8%)で、理由は「家から近い」(65.4%)が最多だった。2位は「価格が安い」という理由で「業務スーパー」(34.3%)、3位は「家から近い」理由で、「万代(mandai)」(24.5%)が選ばれた。

16位以内では「家から近い」という理由でスーパーを選ぶ人が多いが、「サンディ」「スーパー玉出」「業務スーパー」「スーパーサンコー(SANKO)」は「価格が安い」という理由で選ばれている。

スーパーのポイントカード(アプリ会員含む)の保有状況を聞くと、各年代で最もポイントカードの保有率の高いスーパーは「ライフ」だった。60代以上は、「阪急オアシス」「マックスバリュ」のポイントカード保有率が高めで、ポイントカード(アプリ会員含む)所有率は、男性より女性の方が多かった。

  • スーパーのポイントカード(アプリ会員含む)の保有状況

ネットスーパーの利用を尋ねると、23.9%が「利用している」と答えた。男性は年代が若いほど利用率が上昇し、特に男性の20代以下の利用率が高い。

  • ネットスーパーの利用状況

普段行くドラッグストアと、その理由を尋ねたところ、最も利用されているドラッグストアは「スギ薬局」(43.9%)で、「ダイコクドラッグ」(31.1%)、「マツモトキヨシ」(24.7%)が続いた。「マツモトキヨシ」は、20代以下の利用が目立つ。利用理由は11位以内では、「家から近い」が多いが、「ダイコクドラッグ」「オーエスドラッグ」「コスモス」は「価格が安い」ことで選ばれている。

  • 普段よく行くドラッグストアを選ぶ理由

大阪市内で最も利用されている商業施設は、「阪急百貨店」だった。「ルクア/ルクアイーレ」「天王寺ミオ」「リンクス梅田」は年代が低い層ほど利用されている。特に20代の利用が多かった。施設利用率は男性より女性の方が高い傾向にある。