氷河期のマンモスや動物たちが氷漬けで発掘されるシベリアの「永久凍土」。ツイッターでは今、こんなものが発掘できる永久凍土……ならぬアイスバーが話題になっています。

食べると恐竜が発掘されるアイスバー考えました。
(@issikazu20より引用)

  • (@issikazu20より引用)

アイデアクリエイターの「いしかわかずや(@issikazu20)」さんが投稿したのは、アイスの木の棒が恐竜の形になったアイスバー。アイスを食べることで恐竜が発掘されるというナイスなアイデアを提案しました。

とてもエンターテイメント性に富んでおり、これなら美味しく、そして楽しく食べることができそうですよね!

この画期的なアイスバーのアイデアには多くの注目が集まり、ツイートは3.2万件のいいねを獲得(2月3日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「夏休み中のどこかの恐竜博とかで売ったらすごい売れそう」

「氷に包まれていた恐竜が今発見された!!!みたいな感じでロマンがあって素敵です たべたい^^」

「これは楽しい。腐敗せずに氷河の中に閉じ込められた恐竜を発掘するみたいな。」

「こういう発想すごく好き! 」

また、「ランダムで5種類くらいの恐竜出てきてほしい」「永久凍土! マンモスバージョンもあって欲しいものですね〜」「アイスに地層みたいな模様が欲しくなりますね」「T-REXならアタリ的な」などなど、さらなるアイデアも寄せられました。

ツイ主さんに聞いてみた

このありそうでなかったユニークなアイデアは、一体どのようにして思いついたのでしょうか。本人に話をお聞きしました。

ーーこのアイデアを思い付いたきっかけがあればお聞かせください。

コンビニのアイス売り場にあるガリガリくんを見て「アイスの棒って今までずっと同じ形だよな」と思ったことがきっかけでした。新しいアイスの棒を考えることができれば、「アイスを食べる行為が楽しくなるのではないか?」と思ったのです。

そこで「氷の中にあるアイスの棒」に着目し、「氷漬けにされた恐竜」という発想にいたりこのアイデアが生まれました!

まだ思いつきなので商品化の予定はないですが、商品化してくれそうな企業様などいらっしゃいましたらご連絡いただけると嬉しいです。

ーーこだわったポイントなどはございますか?

恐竜の形にこだわりました! リアルにすればするほど恐竜に見えてくるのですが、口に入れるものなので、痛くならないようにある程度デフォルメを効かせた形を検討しました。

また、アイスの棒は手に持つものでもあるので、恐竜にも見えるし、持ちやすい形を同時に検討しました。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?

皆さんのコメントを見て、さまざまなデザインパターンが作れそうだなとアイデアの可能性を感じました(笑)。展開案として、恐竜のバリエーションやマンモスなどもこれから考えてみようかなと思います。


楽しいアイデアを披露してくれたツイ主のいしかわかずやさんは、2月17日(金)にサンクチュアリ出版本社にて「アイデアの生み出し方」をテーマにした講演イベントを行うそうです。

また、みんなでアイデアを考える発想コミュニティ『いしかわかずやのアイデアクリエイターズクラブ』を開設されたり、アイデア出しが得意になる本『「ありそうでなかったアイデア」のつくりかた』『なんとかするアイデア ビジネスに役立つひらめきがすらすら生まれる思考トレーニング』を出版されるなど、精力的に活動されています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう?