「節分は窒息・誤嚥に注意!」各政府機関が節分時の事故について注意喚起をツイートしています。

子どもの事故に関する情報をツイートしている消費者庁のアカウント(@caa_kodomo)は、奥歯が生え揃わず、噛み砕く力などが弱い5歳以下の子どもには硬い豆やナッツ類を食べさせないよう投稿。気管につまらせることで窒息につながったり、肺炎、気管支炎になる恐れがあるとのこと。落ちている豆を誤って食べてしまわないよう、個包装された豆をまくことを推奨しています。

  • 消費者庁のアカウント(@caa_kodomo)より

万が一、喉に詰まらせてしまった場合には、救急車を呼びつつ背部叩打法(幼児の後ろから片手を脇の下に入れ、手の付け根で肩甲骨間を強く叩く方法。1歳未満の乳児についてはうつ伏せで頭を低くし、平手で背中を何度も継続し叩く)、あるいは腹部突き上げ法(幼児の後ろから両腕を回し拳をみぞおちの下から腹部上方へ圧迫する方法。1歳未満の乳児については心肺蘇生法と同じやりかたで胸部を圧迫)で詰まったものの除去を試すのが良いとのこと。

政府広報オンライン(@gov_online)も同じく小さな子どもが豆を喉に詰まらせないよう、「節分の豆は食べさせない」「小分け包装の節分用の豆を袋ごとまく」「豆まき後はきれいに掃除する」ことを推奨。喉につまらせてしまった場合には、消費者庁と同じく背部叩打法をすすめています。

  • 政府広報オンライン(@gov_online)より

応急処置の手順を知っておくだけでも大事に至ることを防げるかもしれません。節分を楽しく迎えるためにも確認しておきたい内容です。